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魂の歌 [音楽]

 最近YouTube(注1)にはまっています。こんな映像が残っていたんだ、それが自宅のパソコンで見れるのが嬉しくてなりません。
 音楽業界で仕事をして、はや14、15年になります。仕事柄、J-POPと呼ばれる流行の音楽に接しながらも、なかなか心揺さぶられる歌に出会えないでいる。もちろん、よいメロディーや歌詞もあるのだが、頭では理解しても、心にスーッと入って来ない。音楽が悪いのか、こちらが年とったのか? もしかしたらその両方か?
 そんな中、ジャック・ブレル(Jacques Brel)(注2)の古い白黒映像を見つけました。今では知らない人も多いでしょう。なにせ、彼はもうこの世にはいないのですから。
 シャンソン界の伝説となったブレルの歌う姿は、パソコンの小さな画面で見ても、やはり衝撃です。何かに取りつかれたように、あるいは、激しい衝動に突き動かされるように、歌う彼の姿は、まさに歌に命をかけた、魂の響きそのものだった。
 シャンソンなんてと言わないで、ぜひ一度、ブレルの歌にノックアウトされて下さい。
 中でも、アムステルダムの港で生きる猥雑な男たちへの讃歌「Amsterdam」は絶唱です!

(注1)YouTube http://www.youtube.com/
   世界中から投稿される映像が見られるインターネット・テレビ。貴重な映像多し。

(注2)ジャック・ブレル(Jacques Brel)
  1929年、ベルギー生まれ。
  「行かないで」(Ne me quitte pas)他、数多くのヒット曲を持つ、フランスを代表する偉大な歌い手。
  1967年、38才の絶頂期にコンサート活動を停止。
  自らガン宣告をし、次第に第一線から退き、半隠居状態へ。
  1977年、アルバム「偉大なる魂の復活」で復帰。
  1978年、死去。


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