猛暑には焼肉？？？

　お盆休みも終わり、暦の上ではすでに＜秋＞らしいのですが、どうしてどうして、猛暑はこれまでと変わらず続くのであった。
　口を開けば、
　「暑い！！！」
　としか言葉が出てこないのも、もはやごく当たり前の日常会話として定着してしまったのが、哀しい、、、というか、暑苦しい。

　そんな中、
　「久々に飲もうか～」
　とのお誘いを受け、
　「でも、金はないよ～」
　と、これもまあ、いつものやり取りで、お互いの会社から都合のよい浅草橋で飲むことになった。

　総武線沿線のこの界隈は東京の下町として、安くてそこそこ美味しい店がたくさんあって重宝する。
　ところが、問屋や中小企業の多いこの界隈は、どうやらまだお盆明けには早かったみたいで、お店の半分以上が休業中・・・。何度か使っている店もご多分にもれず。
　なので、急遽、飛び込みでの飲みとなった。まあ、基本、飲めればそれでいいのではあるが。

　まずはビールで乾杯！
　茹だるような暑さがビールを美味しくするのを実感。
　小ぶりな店のここは、レバ刺しとかがお勧めらしいのだが、仕入れ先が休みなので、生ものはかんべんと言われてしまったので、火を入れたものをオーダーする。品質を保証出来ないものは客に出さないという姿勢が垣間見れて、それはそれで納得。逆に言ってもらった方がこちらも納得するしネ。
　
　次にフラフラ気の向くまま歩いて入ったのが、なんと焼き肉屋！
　このクソ暑いのに焼き肉？？？
　とか思われる方もいらっしゃるだろうが、まさに正論。その通り。
　でも、入ってしまう我らバカ者たちなのだ。
　それでも意外や意外、女性の２人連れが先客としていたのには驚かされたが。

　　　

　地の利で、身近にある扇風機を勝手に自分の方に向けで涼む。

　　　
　　　

　「さあ、焼くぞー！！！」
　と掛け声一発、炭の熱さもなんのそのーとか思ったら、

　　　

　ファ、ファイアー、してるじゃないですか！！
　扇風機で送り込まれる熱風をモロに浴びて、かみしものヤツから、
　「アチー！」
　と声が上がるも無視。
　オレさえ涼しけりゃあ、それでいいのだ！

　　　　　　　　　　

　飲み物は初めて飲んだ、モモマッコルリ。けっこう美味しい。
　もう一人はカルピスマッコルリって、色一緒じゃん！！

　　　

　こちらが店長さん。笑顔がいい感じの気さくな方。　　

　　　

　保冷剤などを貸してくれた。
　首とか脇を冷やすといいよ～と、ジェスチャーよろしく実際にやって見せてくれた。どこまでもま正直な親切心なのである。

　たらふく食べ（２軒目でもあるし）、店を後にするも、
　「〆のラーメン、イッちゃう !? 」
　との号令。
　そこから近くにある日高屋でサワーを飲み、入らない腹にラーメンを詰め込んだのであった（笑）