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『ハングオーバー』 [映画]

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 情けない男たちが3人。
 一人は歯が欠け、一人はイケメン風なれど唇が切れていて、もう一人は赤ん坊を抱いている。
 どう見てもまともには思えない、世間から放り出されたかのような彼ら・・・。
 タイトルのHangoverの意味を調べてみると、
 残存物、異物、という意味以外に、二日酔い、(薬の)後作用と載っていた。
 なるほど、そういうことですか・・・。
 「タイトルがすべてを物語る」

 友人の結婚式をまじかに控えたある日。彼の独身最後のパーティを開いて祝福しようとラスベガスに繰り出した。
 シーザーパレスの豪華な客室を借り、屋上で祝杯をあげる。が、良かったのはそこまでで、気がついたら部屋はボロボロ、友人の姿もない。いったい俺達に何が起こったんだ? と、ない記憶を頼りに、失われた時間を探し求めるのだった。しかし、ストリッパーやらチャイニーズ・マフィアやら、わけのわからない連中が次々に現れ・・・。

 アメリカ映画ではこのてのバカ騒ぎが慣習化されているのか、古くはジョン・ベルーシ主演の『アニマルハウス』から始まるアホのドンチャン騒ぎの系譜。あちらは大学の寮生の話だったが、ここに描かれている独身最後の恥のかき捨て話も多い。結婚とは、それだけたいへんなものであり、メリットもあるが、デメリットも多いよ! と、誰もが理解している<常識事>なのかもしれない。確かに昔から<結婚は人生の墓場>と言われていたりするし・・・。

 たぶんアメリカには日本で劇場公開されないこの手のコメディがわんさかとあるんだろうなあ。超大作、CGビシバシばかりがアメリカ映画じゃない。こんなお気軽なコメディこそ、実はアメリカの真実を我々に伝えてくれるのではないでしょうか?けっこう面白かったし。

 
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