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『アンドリュー・ワイエス展』 [アート]

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 会社を休んで好きなことを好きな時間にしたくなった。
 なので有給休暇のスイッチ、オン!
 ・・・休み(笑)
 いやいや、そうじゃなくて、「免許更新」と「駐車場の変更届」という大変な業務をしなければならなかったわけだ。
 朝8時半には警察署へ行き(ゴールド免許だからね!)、手続きを終えて家に帰ってもまだ10時半。
 それじゃあ、残った時間で遊びに行こうと、、、まあ、そういうこと。

 で、何をしたのかというと、久々のアート。それもワイエス。
 このあたりに、今一つ悪者になれない性格の良さが垣間見られるのだった。基本的にマジメなのである。

 過去、ワイエス展には2度ほど足を運んだことがある。
 一度目は「クリスチーネの世界」を見に、二度目は「ヘルガ展」だ。
 三度目になる今回は、「オルソン・ハウスの物語」と名付けられた、素描の数々を紹介するもの。それも埼玉県朝霞市の丸沼芸術の森所蔵というのだから、いやはやたいしたものだ。

 ご存じの通り、ワイエスはアメリカの田舎の風景を描く画家として、世界的にも大変高い名声を獲得している。
 題材はいたって素朴で、荒涼とした風景とそこで暮らす人たちの姿を、冷徹とも思える筆さばきで描き出す。
 今回は素描が主で、その点からすると、彼の絵の骨格が、より鮮明に浮き彫りにされていて、そのデッサン力の飛び抜けた技量に、改めて驚かされる。
 さらに、一枚の何気ない牛舎や農機具などの絵を完成させるのに、実に多くのデッサンを描いていることが分かり、感心させられた。
 時に構図を変えたり、ドアならドアの部分をいくパターンか変化をつけて描いたりと、シンプルな完成形を得るための試行錯誤の数々には、まったくもって納得するばかりなのだった。


          ★          ★          ★          ★

 観終わったら一時を過ぎていたので、次の目的地のある浦和駅へ。
 駅ビルの二階にある「ぶんか亭」なる、ちょっぴり懐かしい食堂で日替わり定食をいただく。
 この日はフライ定食で、680円。作り置きの冷たいフライが出てくるのかなあ、、、と思っていたら、ちゃんと揚げたてで、美味しい。ついでにランチビール300円をオーダーすると、ちゃんと中ジョッキで出てきて感激!しめて980円也。昼ビールも飲めて1000円でお釣りがくるのが素晴らしい!!


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コメント 2

みん姐

こんばんは!!
良い休日でしたね。
あ!私もゴールド免許でっせ♪(あまり運転しないから・・)
芸術鑑賞の後の昼ビール!最高!!
それに熱々のフライ定食が680円とは素晴らしい。

最近、ビールをコップ一杯でも酔っちまう私です@@@
歳かな。。。。
by みん姐 (2010-12-22 21:22) 

TAO

昼ビール、これに勝るものなし!
ああ、はやく引退して、あくせく働く若者を横目で見て、ゴクッと喉を鳴らしたいものです。
まあ、現実はそんな余裕(金銭的な)も、なかなかないんだろうけど。

心は歳を取ってないんですが、身体が、、、。
肩が痛かったり、立ち上がる時、つい、よいしょ、とか言いそうになったり。
ヤバイですねえ~。
by TAO (2010-12-23 11:44) 

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