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年末は和服の美女と・・・ [雑記]

 年の瀬にもなると、忙しいくせに、なぜか人恋しくもなる。
 「久々に会う?」
 と、なり、
 忘年会の続く中、なんとか時間の調整をして、
 「じゃあ・・・××で」
 3週間も前に決めたのが、この日の夜。

 美味い豚を食べさせるリーズナブルな店を選び、予約。
 待ち合わせはいつも店と決めている。
 だって、もしどちらかが遅れても、勝手にビールでもオーダーして、ゆっくり飲んでいればそれでいい。
 人にはゆったりとした自分の時間が必要なのだ。みんなそのことを忘れているのではないか? もしかしたら、携帯電話を片時も手放せない輩には理解出来ないかも知れないが。

 和服の美女と、バッタリ店の近くで会い、一緒に中へ。
 「いつ以来だっけ?」
 と、お互いに確認すると、以外に、2月以来だということになった。
 「もうそんなに経つんだっけ? 早いねえ、、、」
 そう口をそろえた。
 その間、彼女は図書館司書になるための勉強をしていたそうだ。
 で、見事に合格し、なので今日はそのお祝い。別段、いつも通りなのではあるが、まあ、気持ち的には。
 試験の内容等を聞くと、いかに手際良く目的の本を探すか、の、実地試験があったりして、単純な知識だけのペーパーテストだけではないのに驚き。
 「こりゃあ、たいへんだ !?」
 正直、そう思った。
 それを短期間の勉強で見事やり遂げたのはたいしたもの。
 それに比べ、日々流されゆく自分は、ちょっぴり情けないぞ、、、と。

 本の話をしている時、ボクがたぶん高校生の頃に読んだ本の内容について、彼女は興味を持って、
 「ぜひ読んでみたい」
 となり、タイトルも作者も忘れてしまったその本を記憶を頼りに探してみると言ってしまった。
 で、どうやって???
 それはこれから考える。今は思いつかないけれど、、、。

 などと話しているうちに、いつも通り時間が過ぎ、
 「来年もよろしく!」
 お互い年末らしいあいさつをして別れた。


 ps.本探しについては、また別の機会にでも・・・。

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