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東京写真美術館でROCKする? [アート]

 3日だとばかり思っていた夏季休暇が、例年より1日多い4日だと後になって気づく。
 さすがに2度も家族旅行するお金があるはずもなく、、、となり、それじゃあ、私的夏休みでいいんじゃない? と、勝手に決めてしまった。
 こんな時、いつも好き勝手させてくれる嫁さんに感謝(心の中でだが・・・)

 さて、今回も例外なく8時過ぎに家を出て、向かった先が東京写真美術館。
 目的は、鋤田正義(すきたまさよし)展を観るため。


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 恵比寿駅からガーデンプレイスへは動く歩道で行く。動く歩道なのに、いつもその上を歩いてしまうのはせっかちな現代人の性? 

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 10時開場の東京都写真美術館に、やっぱり30分前に着いてしまう。早起きは三文の徳ではあろうが、時間潰しもちょっとたいへん。

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 ・・・などと思っていたら、どこぞの学校の先生と生徒さんと思しき集団がやってきたではありませんか。先生がレジメを手渡しているのがちょっと微笑ましい。なので、すいません、無断で1枚撮らせていただきました。

 開場時間になり、さっそく観るぞーっ!!!

 70年代のロック野郎には目に焼きついて離れない写真の数々。特にデビッド・ボウイとマーク・ボランを写した諸作は、誰でも必ず目にしたバイブルのようなもの。

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 かっこ良過ぎて涙が出るぜ!!!

 熱かった60年代が終焉を迎え、シンガ-ソングライターが個人の慎ましやかな日常などをつぶやいている時期に、ギンギラの衣装を身にまとい、さらに化粧までして、中世的な魅力を振りまくグラムの嵐が、ここ日本でも見られたのだった(残念ながら世代的にボクもリアルタイムではない)。
 ボウイもT・REXも、とにかく女性には絶大な人気を博していたのが印象的で、彼らの創造した音楽のファッショナブル&キャッチーさが、最初は同性としてやっかみ(嫉妬?)半分だったこちらをも、否応なく虜にさせられたりした。

 もちろん彼の被写体となったアーティストは多く、え? これもだったの??? なんて、いまさらながらに感心させられること必至。

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 Y.M.Oの皆さんも若い! でも、それよりも驚きなのは、長髪のブライアン・イーノ!!! 今ではすっかり環境音楽の人っぽくなってしまっているが、この写真の頃は、ロキシー・ミュージック在籍時で、スパンコールの衣装に身を包み、ドハデ路線まっしぐらー、なのだった。

 それ以外にも目を引く作品はたくさんあり、中でも、80年代の日本のパンクシーンを撮影したものは、その時代の雰囲気をビビッドに捉え、興味深かった。
 東京ロッカーズと呼ばれた一群、特にFRICTIONは今見てもカッコウいい!!
 そうそう、寺山修二の『書を捨てよ、町へ出よう』のスチール(燃える人力飛行機!)も素晴らしいし、色々なものがこちらのツボにはまりまくるのだった。

 ロック好きはやっぱり要チェックでしょう!!! 

   
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