川越祭り２００９～山車編～

　ことしもやっぱり来てしまうんだよなあ～の、川越祭り。
　やっぱり日常から切り離された "ハレ" の場というのは、暗い御時世なればこそ、ますます必要になってくるのでしょう。
　ちょっと前に書いた書評：『岡本太郎』を読んでくれた方なら、よーくお分かりだと思います。

　今こそ日本にお祭りを！

　スキルアップだとか、勝ち組負け組みだとか、新型の携帯だとか、学校の成績だとか、流行だとか、そんなことなんて、どーでもいいじゃあありませんか！
　金持ちも貧乏人も、老いも若きも、山車見て、屋台の焼きそばでも食べて、勝手気ままに楽しめばいいんでないの～～？

　では、そんな楽しみの一端を、ここで紹介することにしましょう。

　　
　ここは西武新宿線本川越駅前。普段はタクシーが列を作っている場所に、大勢の人だかりがしています。
　その前を練り歩くようにして、山車が引かれて行きます。引いている人の嬉しそうなこと！

　　　　　　　　　　
　後姿もイナセな姐さんが、腕組みをしながら、自分たちの山車を感慨深げに眺めております。まるで我が子の晴れ姿を見送る母親のようでもあります。

　　
　山車は蔵作りの二階、ちょうど桟敷席のような按配の観覧席に向かって向きを変えます。ちょうどあいさつをするような感じですね。

　　
　向きを変えた時に動かないように、楔（くさび）を打ち込みます。

　　
　一方、裏方さん（？）も同様に、車留めを置くのでした。

　　
　道路に面した所々に、こうした舞台が設置されていて、それぞれ違ったお面を付けたキャラクターが踊っているのも、場の雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。

　　
　これまた違う山車の登場！

　　
　山車の上でお囃子を奏でるのは、たいていがまだあどけない少女たち。彼女たちがいなければ、祭りも成立しないんですね。

　　
　こんどはどんな山車？

　　
　上に乗るのはやっぱり益荒男！！！（って言うのかな？）

　　
　今回見た中でもダントツに格好良かった、キツネの踊り。見栄の切り方が素晴らしい！！！

　　
　このキツネと山車が、今まさに対決モードへ！

　　
　今度は山車同士のバトルか !?

　　　　　　　　　　
　これは珍しいお囃子の後退シーン。演奏しながら、一人ずつ替わって行くので、音が途切れることはありません。本当、お疲れ様でした！！！

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　上の３枚の写真をご覧になって、お分かりになりました？　そう、踊っているのはまだ幼い女の子なんですね。後姿を見て気が付きましたよ。スゲ～！！！

　　　　　　　　　　
　十字路から駅前に掛けて、まだまだやって来ます。

　　　　　　　　　　
　ふーっ、紹介する方も疲れて来ました。

　　
　それにしてもみんな真剣な顔しているなあ・・・。女の子たちも決まってます！

　今年はＮＨＫの朝の連ドラ『つばさ』の舞台になったからでしょうか、例年より訪れる方が多いような気がします。
　それにしても、人、人、人、、、、、とにかく凄いことになってます。
　夜もまた違った風景が見られて楽しいらしいのですが、子ども連れですとそうもいかないようで・・・。


　PS.川越祭り２００９（屋台他編へと続く・・・）

　

タグ：川越祭り