『インモータルズ~神々の戦い~』 [映画]
『イモータルズ ~神々の戦い~』
以前にも書きましたが、最近のタイトルはどーも覚えられん!
インモータルズってどういう意味よ? わかんねーって!
ちなみに辞書を引くと、、、「不死の」「不滅の」「神の」とか書かれてあった。
imは頭にくる非定型だから、基本単語はmortalになる。これだと「死ぬべき運命の」「致命的な」というような意味なので、まあ、納得はできるが、普段使う単語じゃないでしょ。サブタイトルだけじゃなくて、題名そのものを日本語にして欲しいなあ。
制作は『300』の制作チーム。そういえばあちらも古代ギリシャ(スパルタ)を舞台にした戦いの物語だったっけ。監督は『300』とは違うんだけど、テイストや撮り方には共通点がうかがえる。特にバトルシーンでは。
2D、3Dあるが、そろそろ3Dに飽きてきたワタクシは、迷わず2Dを選択。だって2Dの方が色がビビッドできれいなんだもん!
まずは物語の前提として、
<善と悪の激しい戦いがかつて繰り広げられて、神が勝利し、悪は地の奥深く封印された・・・>
これを覚えておきましょう。
で、人間界では、悪の王ハイペリオンが、封印された悪の力を使ってギリシャを征服しようとの野望を抱き、善と悪の戦いの時に使用された弓を探し、その弓で悪を解放しようと画策する。
一方、身分は低くとも、心身ともに立派に育った青年テセウスは、ハイペリオンによって最愛の母を殺された復讐に立ち上げる・・・。
なかなか日本人には身近なようでいて遠いギリシャ神話。
酒の神バッカスや、アキレス腱の由来にもなった戦いの神アキレス、海の神ポセイドン等々、多少は知ってはいても詳しいことになると、? だったりする。
それでも神々の世界と聞けば、何か壮大で華々しいイメージがあり、つい興味を惹かれてしまうのもまた事実。
世界観が壮大ゆえ、2時間半ほどの上映時間も逆に短く思え、なんとなくダイジェストを観ている感もなきにしもあらず。どうせなら『レッド・クリフ』みたいに全編・後編でもよかったかも。
圧巻は金粉ショー(?)さながらの全身金キラ衣装を身にまとい、悪と戦う神々の勇士。スローモーションを効果的に用い、人間をはるかに超えた神様バトルを堪能させてくれる。それと、『300』の時同様、狭い中での接近戦に冴えが見られる。
続編はないだろうけれど、もう少しこの世界観を体感していたかったなあ・・・と思える。
そう考えると、NHK-BSで放送したイギリスのTVドラマ『大聖堂』(ケン・フォレット原作)みたいに、45分、全8話とかの方が向いていた? かも。
PS.突っ込もうと思えば、突っ込みどころ満載とも言えるので、評価はおしなべて低し、、、なんだろうけど)
コメント 0