新日本プロレス東京ドーム大会2013を振り返って [雑記]
年明け早々の1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会に足を運んでみた。
ここ1年、レインメーカー(オカダカズチカ)人気が爆発、プロレス界に新たな旋風を巻き起こした勢いのまま、突入したドーム大会は、見どころ満載、楽しさてんこ盛りの充実したものとなった。
いやがうえにも期待感を抱かせるぜ。もちろん東北へのエールも忘れていません!
入場ゲート前には人だかりが。みんなワクワクしながら開場時間を待つ。
正月気分もまだ残る中、ワタクシも数年ぶりのドーム大会。
もともとドームって、プロレスの試合をするには大き過ぎるので、基本的には嫌いなのだが、今年は対戦カードの質も揃い、期待感を胸に抱きつつ、2Fの¥3,000という一番安い席をGETしての観戦となった。
ダークマッチと銘打って、第1試合前に2試合が行われた。本来はこの手の試合の場合、客席チラホラなのが当たり前なのに、この日はこの時点でほぼ客席が埋まるなど、これも期待感のなせるわざなのだろう。
◆井上亘・タマ・トンガ・キャプテン・ニュージャパンVS石井智宏・YOSHI-HASHI・邪道
新日では珍しいほのぼのキャラのキャプテンと、このところ評価を上げている石井智宏に注目。でも、キャプテンはほとんど出番がなく拍子抜け。石井は小細工なしの直線攻撃が小気味よく、今年は更なる活躍が期待出来るに足る動きを見せてくれた。
◆獣神サンダー・ライガー・タイガー・マスク・高橋広夢VS田口隆祐・KUSHIDA・BUSHI
ここはやっぱりライガーでしょう。会場の声援も当然ライガーが一番大きかった。ただ、6人タッグなので、どうしてもゆっくり個々を見れないなで、メンツからしたらもったいないカード。
◆中西学・MVP・ストロングマン・曙VS矢野通・飯塚高史・高橋裕次郎・ボブ・サップ
ケガから復帰した中西を見るカードではあるが、その中西はアルゼンチン・バックブリーカーで勝利をもぎ取ったものの、まだ好調には遠い感じ。好きなレスラーなので頑張って欲しい。
矢野と裕二郎もキャラが確立してるので、もっとじっくりと観たかった。もったいない使い方だよなあ~。
ここでスペシャルプレゼンターとして、AKB48の小森美果登場。どうやら彼女は根っからのプロレス・ファンらしく、男臭い大舞台に花を添えるという意味ではうってつけかも。
◆「NEVER無差別級選手権試合」
田中将斗VSシェルトン・ベンジャミン
NEVERのベルトの本来の意味は若手の活性化にあったはずなのに、田中将斗が取ってしまたことにより、意味合いがブレてしまったような気がしてならない。案の定、試合を終えた裕二郎がちょっかいを出すなど、ちょっと意味不明。彼が狙うべきはインターコンチネンタルのベルトでは?
◆「IWGPタッグ選手権試合」
ランス・アーチャー・D・スミスJrVS後藤洋央紀・カール・アンダーソン
Jrとあるように、故D・スミスの息子が登場。父親よりもちょっとばかりいかつい顔つきで。後藤組が負けてしまったのが残念。
◆永田裕志VS鈴木みのる
けっこう対戦しているので新鮮味はないが、お互い天敵同志の意地の張り合いが見どころ。すでに伝統芸の域に達した<白目>で会場は大盛り上がり! やっぱ、これを見ないとね。
◆「IWGPジュニア世界選手権試合」
プリンス・デヴィットVSロウ・キーVS飯伏幸太
聞きなれない3WAYマッチ。とにかく誰かをフォールすればそれで勝ちらしい。ロウ・キーがなぜかスーツ姿なのには意表を突かれた。でも、なぜ? とにかく目を見張る空中戦の連続で、まさにミラクル!! 会場も大興奮だった。
天山・小島VS武藤・大谷
もともとは橋本大地が参戦する予定が、腕を骨折してしまったので、代役としてゼロ1の大谷が急きょ参戦するというサプライズ! 昔の新日を知っている人ならば大谷の参戦には感慨深いものがあるはず。この日お大谷は橋本真也を彷彿とさせるような鉢巻とか、水面蹴りとかでノスタルジーを呼び起こしつつ、そこはやっぱり大谷で、ちゃんと自分の個性も十分発揮、観客を大いに楽しませてくれた。
真壁刀義VS柴田勝頼
さてさて、期待感大のこの試合、ポイントは柴田がどういった戦い方をするかによって試合の色合いが決まると思っていたら、旧新日らしい緊張感の中にもプロレスの醍醐味溢れる好試合となった。それにしてもまさか柴田がテーブルでのパワーボムを喰らうとは! 結果は真壁の勝利。
◆ IWGPインターコンチネンタル選手権試合
中邑真輔VS桜庭和志
ダブルメインイベントと銘打たれた本日のめだま試合。プロレス対総合格闘技的な色合いを含みつつ、それだけではない試合を観客は期待していただろうが、まさにその期待通りの緊張感溢れる大興奮な試合となった。それにしてもやっぱり桜庭は上手いわ・・・。ポジショニング取りや関節技への移行は見事としか言いようがない。結果は真輔の勝ちだが、負けて桜庭強しを強烈に印象づけた!!!
◆IWGPヘビー級選手権試合
棚橋弘至VSオカダカズチカ
さて、本日最後の試合は、昨年一年間の総括であるオカダのIWGP挑戦試合。一度巻いたIWGPのベルトを再度巻けるのか? それにしてもレインメーカー(オカダのこと)の活躍は目を見張るものだった。鯉の滝登りじゃあないけれど、それくらい急な斜面を流れに逆らいながら登ってゆくような状態だった。個人としてはオカダのベルト奪還を予想していたけれど、それは残念ながらならなかった。しかし、それがなくても、会場を巻き込んでの大大熱戦に、この日東京ドームを訪れた観客は、みんな満足したに違いない。
・・・と、熱戦の連続に、正月早々手に汗握ったのだった。プロレス・ラブでよかったぜ!!! そう思える一日だった。
ここ1年、レインメーカー(オカダカズチカ)人気が爆発、プロレス界に新たな旋風を巻き起こした勢いのまま、突入したドーム大会は、見どころ満載、楽しさてんこ盛りの充実したものとなった。
いやがうえにも期待感を抱かせるぜ。もちろん東北へのエールも忘れていません!
入場ゲート前には人だかりが。みんなワクワクしながら開場時間を待つ。
正月気分もまだ残る中、ワタクシも数年ぶりのドーム大会。
もともとドームって、プロレスの試合をするには大き過ぎるので、基本的には嫌いなのだが、今年は対戦カードの質も揃い、期待感を胸に抱きつつ、2Fの¥3,000という一番安い席をGETしての観戦となった。
ダークマッチと銘打って、第1試合前に2試合が行われた。本来はこの手の試合の場合、客席チラホラなのが当たり前なのに、この日はこの時点でほぼ客席が埋まるなど、これも期待感のなせるわざなのだろう。
◆井上亘・タマ・トンガ・キャプテン・ニュージャパンVS石井智宏・YOSHI-HASHI・邪道
新日では珍しいほのぼのキャラのキャプテンと、このところ評価を上げている石井智宏に注目。でも、キャプテンはほとんど出番がなく拍子抜け。石井は小細工なしの直線攻撃が小気味よく、今年は更なる活躍が期待出来るに足る動きを見せてくれた。
◆獣神サンダー・ライガー・タイガー・マスク・高橋広夢VS田口隆祐・KUSHIDA・BUSHI
ここはやっぱりライガーでしょう。会場の声援も当然ライガーが一番大きかった。ただ、6人タッグなので、どうしてもゆっくり個々を見れないなで、メンツからしたらもったいないカード。
◆中西学・MVP・ストロングマン・曙VS矢野通・飯塚高史・高橋裕次郎・ボブ・サップ
ケガから復帰した中西を見るカードではあるが、その中西はアルゼンチン・バックブリーカーで勝利をもぎ取ったものの、まだ好調には遠い感じ。好きなレスラーなので頑張って欲しい。
矢野と裕二郎もキャラが確立してるので、もっとじっくりと観たかった。もったいない使い方だよなあ~。
ここでスペシャルプレゼンターとして、AKB48の小森美果登場。どうやら彼女は根っからのプロレス・ファンらしく、男臭い大舞台に花を添えるという意味ではうってつけかも。
◆「NEVER無差別級選手権試合」
田中将斗VSシェルトン・ベンジャミン
NEVERのベルトの本来の意味は若手の活性化にあったはずなのに、田中将斗が取ってしまたことにより、意味合いがブレてしまったような気がしてならない。案の定、試合を終えた裕二郎がちょっかいを出すなど、ちょっと意味不明。彼が狙うべきはインターコンチネンタルのベルトでは?
◆「IWGPタッグ選手権試合」
ランス・アーチャー・D・スミスJrVS後藤洋央紀・カール・アンダーソン
Jrとあるように、故D・スミスの息子が登場。父親よりもちょっとばかりいかつい顔つきで。後藤組が負けてしまったのが残念。
◆永田裕志VS鈴木みのる
けっこう対戦しているので新鮮味はないが、お互い天敵同志の意地の張り合いが見どころ。すでに伝統芸の域に達した<白目>で会場は大盛り上がり! やっぱ、これを見ないとね。
◆「IWGPジュニア世界選手権試合」
プリンス・デヴィットVSロウ・キーVS飯伏幸太
聞きなれない3WAYマッチ。とにかく誰かをフォールすればそれで勝ちらしい。ロウ・キーがなぜかスーツ姿なのには意表を突かれた。でも、なぜ? とにかく目を見張る空中戦の連続で、まさにミラクル!! 会場も大興奮だった。
天山・小島VS武藤・大谷
もともとは橋本大地が参戦する予定が、腕を骨折してしまったので、代役としてゼロ1の大谷が急きょ参戦するというサプライズ! 昔の新日を知っている人ならば大谷の参戦には感慨深いものがあるはず。この日お大谷は橋本真也を彷彿とさせるような鉢巻とか、水面蹴りとかでノスタルジーを呼び起こしつつ、そこはやっぱり大谷で、ちゃんと自分の個性も十分発揮、観客を大いに楽しませてくれた。
真壁刀義VS柴田勝頼
さてさて、期待感大のこの試合、ポイントは柴田がどういった戦い方をするかによって試合の色合いが決まると思っていたら、旧新日らしい緊張感の中にもプロレスの醍醐味溢れる好試合となった。それにしてもまさか柴田がテーブルでのパワーボムを喰らうとは! 結果は真壁の勝利。
◆ IWGPインターコンチネンタル選手権試合
中邑真輔VS桜庭和志
ダブルメインイベントと銘打たれた本日のめだま試合。プロレス対総合格闘技的な色合いを含みつつ、それだけではない試合を観客は期待していただろうが、まさにその期待通りの緊張感溢れる大興奮な試合となった。それにしてもやっぱり桜庭は上手いわ・・・。ポジショニング取りや関節技への移行は見事としか言いようがない。結果は真輔の勝ちだが、負けて桜庭強しを強烈に印象づけた!!!
◆IWGPヘビー級選手権試合
棚橋弘至VSオカダカズチカ
さて、本日最後の試合は、昨年一年間の総括であるオカダのIWGP挑戦試合。一度巻いたIWGPのベルトを再度巻けるのか? それにしてもレインメーカー(オカダのこと)の活躍は目を見張るものだった。鯉の滝登りじゃあないけれど、それくらい急な斜面を流れに逆らいながら登ってゆくような状態だった。個人としてはオカダのベルト奪還を予想していたけれど、それは残念ながらならなかった。しかし、それがなくても、会場を巻き込んでの大大熱戦に、この日東京ドームを訪れた観客は、みんな満足したに違いない。
・・・と、熱戦の連続に、正月早々手に汗握ったのだった。プロレス・ラブでよかったぜ!!! そう思える一日だった。
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