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いざ、金沢へ(2日目) [雑記]

 朝は早起き。
 早起き過ぎて時間がもたん!
 窓から中庭を眺めると、屋根にいくらかの雪が積もっている。どうやら夜中に降ったようだ。
 身支度を整え、朝食をいただく。

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 これぞまさに日本の朝食! お盆に乗りきれなくて、別にいる鮭。ごはんのお代わり自由も嬉しい。

 こざっぱりとした食堂には、外国人の家族連れの姿が。その後に入ってきたのも外国人のカップルだった。
 食事の後、おかみさんに聞くと、3年くらい前から急に外国の方が多くなったそうだ。ちなみに家族連れがロシア、カップルがオーストラリアの方とか。まさにインターナショナルな日本宿。

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 ははーっ! と、ただ感服するのみ。ちょっと恐れ多いぞ。

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 朝食を食べた後、忍者屋敷まで歩く。巡回バスもあるけど、知らない土地に行ったら、まずは歩く。そしたらこんな変わった建物に出くわした。尾山神社とあるが、いったい何建築???

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 好奇心に駆られて先に進むと、、、。

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 利家の像と、ずらーっと並んだ前田家の方々。まさに歴史だぜ。

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 奥さんの松もいるよ~。

 金沢のメインストリートの百万石通りを歩いていると、

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 本格的に雪が・・・・・。けっこう舞っていて、さて、どうしよう?

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 百万石通りのお洒落じゃない方は、スナック、小料理屋が立ち並ぶ、新宿ならゴールデン街みたいな一角。朝なので人の姿はない。

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 10時に予約しておいた妙立寺、通称忍者寺。中は撮影禁止なので、入口のみ撮る。それでもすでに尋常ではない雰囲気が漂う。時折屋根の雪が滑り落ちてきて、ドサッ! っと、大きな音を立てる。

 中に入ると、まず寺の説明を聞く。俗称忍者寺と呼ばれているが、忍者とは何の関係もありませんと、強調していた。
 隠し扉、隠し階段、隠し部屋多し。井戸を囲むように建物が作られている。ひとグループ10人程度の塊となって、ガイドをしてくれる方に引率されて回る。床に開いた落とし穴、中二階の隠し部屋、入口を隠す二枚戸、あちこちに作られた隠し階段、等、建物は井戸を中心に、そこを取り巻くような作りになっていて、方向感覚が掴みづらい。よくもまあ、こんなものを作ったなと、感心することしきり。

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 こちらはにし茶屋街。ひがしの比べるとこじんまりとしている。

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 気になったのが、入口に吊るされているこちら。とうもろこしだと思うのだけれど、けっこう多くの店にあった。

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 今ではなかなか見れない昔ながらの写真館。七五三の時とか、賑わうんだろうな。

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 小さいながら、なにやら凄そうな雨宝院。 

 さらに歩きます!

 長町武家屋敷跡周辺では、、、

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 前田土佐守家資料館で、真っ黒な甲冑に遭遇!大将の甲冑というと割と派手なイメージだったのに、これは黒一色。ちょっと異様な感じだが、思わず魅了されてしまう。

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 こちらは金沢市老舗資料館。

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 実は昔の薬屋なのだ。大商人のお店と暮らしが分かる。

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 店の正面は通りに面して大きく開かれており、そこで商いを行う。時代劇でおなじみ。

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 奥に回り込めば、この通り。やっぱり品がある。求められるのはやっぱり品格ですかな。

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 茶室。茶をたしなむのは、今で言うところのステータスかな。

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 艶やかな着物。部屋はいたってシンプル。

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 2階は地元金沢のあれこれが展示してあり、これは嫁入りの時に持たせるもの。その豪華さは名古屋が有名だが、金沢も同じなんだなあ。大変だなあ。実家が埼玉で良かった・・・・・。

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 お祝いの時のらくがんの型。言わすと知れた鯛。

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 花らくがん。こうなると芸術品レベルです。

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 薦(こも)掛け。12月~3月の間に、土堀を保護する目的で掛けられる。

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 梅の花。

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 途中、いっぷく。

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 足軽資料館で当時の生活を知る。思っていたほど狭くはなく、けっこう暮らしやすいかも。入口に、「べんとう忘れても傘わすれるな」の文字に笑う。確かに金沢の天気は変わりやすい。この日も、雪⇒曇り⇒晴れ⇒曇り⇒晴れ、みたいな。

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 金澤神社。菅原道真公を祭っているので、今年受験を控える娘の為、お祈りした。よろしくお願いします!

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 近江町市場に戻り、遅い昼食。これで¥700だったっけな。入口が狭く、なおかつ地下なので入りずらいが、安くて美味しい。店主がいかにも無骨なれど、奥さん(?)が、ちゃんとフォローしてくれます。もちろん、ここでも日本酒を飲む。

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 金澤駅。帰ってきたなあ~。

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 飛行機の時間まで余裕があるので、行に使ったバスではなくて、電車で向かったら、、、料金は多少安いものの、時間がほぼ倍かかり、失敗! まあ、いいけど。


 1泊2日の金沢の旅、男一人編はこれにて終了。気楽にと言うほどのんびりもせず、ひたすら歩き回ったせわしない旅だったが、知らない土地ってのはやっぱり面白く、あれなに? これなに? の連続。
 金沢駅の手前で足裏マッサージなんてのもしたりして(それくらい疲れた)、ああ、痛かった! でも、気持ち良かった!
 ぜひ、またぶらりと、男の一人旅をしたいものですな。
 (嫁さん&子どもたち、ごめんね!)



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