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アニメコンテンツエキスポ2013 [アニメ]

 アニメ、、、ほとんど観ていません!!!
 唯一の例外は『ジョジョの奇妙な冒険』で、昔、少年ジャンプで読んでいたので、懐かしく思い、新しいTVシリーズを観てみたら面白かった。
 なので娘に無理やり観せたら、今度は娘がはまった! つい先日もビレッジバンガードで石仮面のキーホルダーを購入して、家の鍵と一緒につけている。

 ・・・と、余談はそこまで。
 アニメを販売する会社の人と飲む機会もあり、その人から招待券をちょうだいしたので、3月31日(日)に幕張で開催された「ANIME CONTENTS EXPO 2013」に行ってきました。
 実はコミケにも一度も行ったことがないので、この手のイベントはまったく初めて。上手く馴染めるかなあ・・・。


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 海浜幕張駅を降りて、人の流れに身をまかせて歩くこと約10分、10時半に幕張メッセ展示場前に到着。目の前にそびえ立つ大きな看板が目印。やっとたどり着いたぞ~! 

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 そこからぐるりと半周、入口までかなりの距離でちょっと辟易。なんでこんな奥から入るんだ? と、ブツブツ文句を言っていたらやっと辿り着きました。

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 時間は11時前。入場にかなり時間を取られたものの、まだ混みあってはいません。これくらいなら移動も楽。でも、この時間なのにすでに大きな紙バッグを提げている人多し。もちろんアニメのキャラ入りであります。

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 ほとんど無作為に目についたディスプレイを写真に収める。これが「魔法少女まどか」か? タイトルだけなら知ってるぞ。でも、まどかはわかるけど、マギカってなに?

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 これはこの春から始まる新番組だな。業界紙で紹介していたのは見たよ~。

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 おまけにこんなデザインの車まである。かわいいけど、ハデだねえ。

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 おお、コスプレ初体験!! って、自分がなにかのキャラに扮したわけではないけれど。ちょうど写真を撮っていた人がいて、その人の次に撮らせていただきました! 恥ずかしかったーっ!!!

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 これは他とちょっと毛色が違う感じ。宇宙戦隊物なのでしょうか? えっ、違うって?

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 「ケロロ軍曹」なら知ってます! 昔、娘とよく映画に行っていたから。これはなんと熊本城とのコラボ。

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 物販も大人気で、長蛇の列。おまけに売り切れ続出。

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 ちょっと癖のある柄で、なんとなく気にかかる作品。どんな話なんでしょうか?

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 つい、ほのぼのしてしまいます。こんな心安らぐ(?)絵も、たまにはいいか(笑)

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 こちらも話題の新番組「進撃の巨人」の等身大(?)の頭部。けっこうグロイけど、原作は面白いらしいですね。

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 ほとんど篠山紀信化しているプロ顔負けのカメラマン。そのおこぼれにあずかり、こっそり後から撮ってしまいました。

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 美少女揃い踏みって感じですかね。

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 アニプレックスさん、10周年おめでとうございます!

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 10周年をお祝いするこんな色紙がずらりと壁に展示してありました。

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 ふらふらしていたら、カードをいただきました。なのでここでも1枚!!

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 で、でかい! さすがに大迫力ですな。色もきれいだし。

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 12時前になにか食べようかなと思ったら、あれまあ、この混雑・・・。早々とあきらめました。

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 ガチャガチャもくじもあり。まさしくメディアミックス!

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 すっかり撮るのに抵抗がなくなってます! もしかしてアニメ道へとまっしぐらか? でも、ちょっとピンボケ。

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 「変態王子と笑わない猫」。こんなパンツ、ちょっと欲しくなりました・・・。変態でよござんす!!!

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 カブトムシ型ロボットの上にはこんな2人が。

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 こちらも車です。これで街を走ったらかなり目立ちます。

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 女海賊みたいです。カタログには「劇場版 モーレツ宇宙海賊」というタイトルがあったので、きっとこれのことでしょう。

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 声の出る学園カードゲームだそうです。子どもたちがやっている対戦型カードゲームって、とっても難しそうなんですが、これだったら大丈夫かな?

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 我ながら良く撮れていると思います。可愛いですね。

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 こちらのブースでは、アニソンのど自慢の真っ最中。熱唱しているのは「サンレッド」の主題歌。懐かしい~!

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 「ジョジョの奇妙な冒険」の一場面を実際に作ってしまいました。これがかなりリアルで、アニメを観ていた人にはダイレクトにきます!!

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 2周くらいふらふらして、時間も1時近くになったので、人もかなりの数に。


 ・・・こんな感じで、正味2時間ほどの滞在。アニメのイベントの雰囲気を楽しんで帰りました。欲を言えば、ジョジョのイカスミスパゲッティを食べてみたかったです。
 招待券をいただいた方とは残念ながら会えなかったのですが、後で聞いたら、交通整理かなにかに駆り出されていたそうです。本当、ご苦労様でした!!!   


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新作アニメをずずずい~と観てみる(その2) [アニメ]

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                       「トータル・イクリプス」


 タイトルにある通り、続編です。

 でも、録ってかなりたってしまい、新作どころか旧作になりそうな雰囲気が濃厚になってしまった。
 だって、もうじき最終話を迎えそうだし・・・。
 でも、まあ、いいか!
 そのあたり、流して行きましょうね。

 さて、片っ端から番組を録画して分かったこと。
 民放での放送はあまりなく、ほとんどがTOKYO なのであった。すでに民放の意識はないということか?
 確かに、地デジ化後、ボクが見るのもほとんどBSだからね。もはやチャンネルの優劣(特性?)とか関係ないもかも知れない。逆にTOKYO MX に固まっていた方がチェックしやすいというのはあるかも。
 それに加え、ほとんどが深夜。録画が当たり前の昨今、放送時間も関係ないと言ったら関係ないやね。

 ・・・ということで、今回の5作品を紹介しますね。

 ◆「人類は衰退しました」★★☆(もしかしたら★★★★?)
 何やら仰々しいタイトルとは裏腹に、パステルカラーのファンタジー度高しの作品。この色使いで観る気が失せるが、内容はシュールでグロテスク。甘い砂糖菓子のようなコーティングに騙されてはいけません。
 パン工場の中で迷子になる少女と少年。少女は小さな妖精に何やら話しかけていて、少年は夢中でハンディカムで撮影中。
 突然動き出す人食いコンベア、スーツ姿の工場長、世界征服(?)を目指すチキン(丸焼き前の姿)、鳴り響くアベ・マリア。いったい何が行われているの? POPなくせに意味不明。しかし、明る過ぎる作風にまぎれた "悪意" がヤバいぜ!!
 もしかしたらとっても面白いのかも知れないのだが、さて???

 ◆「うぽって!!」★★★★
 こちらは銃(アサルトライフル)の擬人化だそうな。最初、お互いを国の名前で呼んでいたので「ヘタリア」か? とか思った。銃はみんな女子高生で、制服のスカートは短い。これはもはやお約束。
 そんな彼女たちの学校に新任男性教師が着任する。が、彼には彼女たちが銃などとはつゆ知らず、何か変だな~と、違和感を抱くが、その理由が掴めないため、トツボにはまってしまう。
 銃と言えどもそこは女子高生、たくましい(?)担任に抱えられて、引きがねを引いてもらう自分を想像しては、身もだえしてしまうところが何ともかわいらしい。

 ◆「織田信奈の野望」★★★
 で、今度は、戦国武将が全部女性だったら、、、。こんな設定のアニメを以前観た記憶がある。発想としては特に目新しいわけではないが、あお武将がこんな女の子とはねえ・・・と、つい比較してしまう楽しさはある。みんなかわいいしね。
 戦国時代にタイムスリップしてしまった高校生の少年は、目の前で亡くなった武士の名が木下藤吉郎だったため、後に自分がその名を使うことになるのだが、それはもう少し後。ここでは今川氏と戦う少女に加勢する。彼女の名は織田信奈。天下の覇王も、ここではいたいけな少女。でも、わがままなところは信長っぽい。
 「戦国バサラ」を楽しんでしまったボクなので、面白く観させていただきました。

 ◆「トータル・イクリプスⅡ」★★★
 美少女ロボットものなれど、まるでエヴァンゲリヲンのように、明らかにそこからはみ出してしまっている作風に強い違和感を覚える。異様に暗いのだ。
 敵はロボットではなく、人間や動物のような肉体を持った姿で、やられると真っ赤な血が噴き出したりする。おまけに数が多いものだから、けっきょく美少女の操縦するロボットはやられ、少女は食べれれてしまう!! マジですかあ~!? と、最初思った。けっこうグロだし。でも、この物語がどう進んで行くのかには興味が湧いた。拒否反応も同時にあるけれど。

 ◆「TARI TARI」★★★
 合唱コンクールに出場しようとして奮闘する弱小合唱部。どうやら昨年は惨憺たる出来だったらしく、ある部員の少女にとっては、今年はその復讐戦なのだった。
 そこに部員が足りないので名前だけ貸す少女あり。彼女は音楽ベッタリではないのだが、周囲の校長やら関係者は彼女の才能を知っていて、高く買っている様子。しかし、初見でピアノは弾けるし、やはりそんな雰囲気はある。
 音楽室で偶然見つけた「心の旋律」という楽譜のメロディが、彼女が幼い頃母親から聴かされた曲だったりと、話が進んでくると、重要になってくるであろう要素も出てきたりして、興味をそそる。

 今回の5作品は、どれもそれなりの面白く、キャラもかわいいし、楽しませてもらった。
 個人的にはファンタジーものではなくて、<学園青春もの>に惹かれた。それにしても、<アニメ><小説><ゲーム><コミック><CD><カードゲーム>等、一つの作品に対してそれぞれが展開が可能なので、まさにメディアミックスの権化だなあ・・・と、感心することしきり。
 すごいもんだわ!!!


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新作アニメをずずずい~と観てみる(その1) [アニメ]

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                          「ココロコネクト」


 かれこれ2年近く前に、その時放送されていたアニメを1話づつ観てみるということをした。
 アニメに関してはまったくの門外漢なので、へえ~、これが今時のアニメですか? と、感心するやら、呆れるやら(?)

 さて、そんな経験を経て、最近、アニメに詳しい方と飲む機会を得、で、やっぱり分からねえー。
 なので、無差別アニメ鑑賞よ再び、、、というテーマを自分に課し、目についたアニメの基本的には第一話、もしくは最初の方の回を、まったくのランダムに観るのであった。

 以下、アニメ好きでもない単なるオヤジが、作品の背景や人気度、物語などを無視して、一話限り限定の感想を綴る。
 多分、かなりな的外れ、突っ込みどころ満載となっているはずなので、あしからず・・・。
 ちなみに評価は、★=20点 ☆=10点 とした。


 ◆「DOG DAY'S」★☆
 2つの国が戦っております。それも本物の戦争ではなく、例えるなら運動会の騎馬戦みたいな、戦争イベントのようなものらしい。
 そこに別世界(我々が生活しているこの世界)からやってきた勇者(少年&少女)が加わり、戦う。
 子どもっぽい絵、チョコボみたいなのはいるし、片方の国の人はネコのような耳がついているしで、アニメの世界の中でよく使われるような "記号" がちりばめられていて、ファンタジーとして見た場合、許されるのであろうが、どうも気が乗らない。

 ◆「ソードアート・オンライン」★★★
 体感型オンラインゲームに現実以上の現実感を感じ、のめり込むキリト。しかし、ゲーム製作者の悪意で、現実の世界に帰る道を断たれ、ゲームの中の仮想現実を生き延びる決意をする。いつか帰れる日はくるのだろうか?
 話としては目新しくもないような気がするが、サバイバルにはどう見ても不向きな主人公が、これからどうなるのか、興味は湧く。
 仮想世界なので、突然現れるサイのような動物を倒す時に、ヒットポイントが表示されていたりと、ゲーム内ゲーム的な表現が面白く見れた。

 ◆「ココロコネクト」★★★★
 学園青春もの。高校に入学するも、ちょっとだけ周囲とブレている5人が<文化研究部>を立ち上げ、自分たちなりの部活動にいそしむ。
 そんなところ、部員の中の男女の体と心が入れ替わる事件が発生。おおお??? と、女の体になってしまい、とまどいつつ、まずは胸など触ってみるか・・・となるのは当然で、それがいかにもなエロさとは異なり、あくまでも青春期のおバカな行動として描いているのが心地よい。
 部員の少女の、仕事でいつも帰りの遅い母親の存在や、それゆえに夕ご飯がコンビニ弁当であるシーンに、単に明るいだけではない何かが潜んでいるような気配があって続きが気になる。


 ◆「輪廻のラグランジェ SEASON 2」★★☆
 主人公の少女の "一人ジャージ部" というのはかなりツボ。
 けっして暗いわけではなく、逆に明るいキャラなのだが、ちょっと無理してるっぽい感じを抱くのは、こちらがへそ曲がりだからか?
 ここでも主人公の少女は、高校生活をエンジョイする周囲と上手く波長の合わなそうな設定となっており、そういう設定が他のアニメにも多いのは、やっぱり思春期とはそういう違和感なりを心のどこかに抱えているものという声に出さない共通認識が根底に存在しているからなのだろうか?
 それはそれでいいとは思うのだが、それと、宇宙を舞台にしたロボット戦闘ものという内容に、かなりの違和感を感じてしまうというのが本音。普通の学園ものとしての、ジャージ少女の日常の方に興味がある。

 ◆「境界線上のホライゾンⅡ」★★
 ここでもバトっております。ロボットあり、ハデなコスプレ風の女たちはみな巨乳であり、その意味ではオタクの定番なのでしょう。絵も典型的なたいして上手くないが、アニメ的な特徴のあるものだし。
 ぼやーっと観ていても何が何だか分かりません。そもそも設定が分かっていないので、ただドタバタしているだけに思えてしまうのだ。
 唯一、<作家>という戦闘職業があり、詩を読むが如く、次々と言葉を紡ぐと、それが実際の攻撃となるのには興味をひかれた。

 、、、と、こんな感じで、ファンの方には失礼この上ない駄文の羅列に、まずはお詫びを。
 でも、飾り気のない意見であるのは確か。本来はちゃんと作品の背景くらいチェックすべきなのは百も承知なのだが、ごくごく一般人が、たまたまそのアニメを観てしまった時に感じるであろう感想ととらえていただければよろしいかと。


 PS.第二弾もあるよ~!


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深夜アニメをチェック!!!(その6) [アニメ]

 そろそろ録りためてある分で、おおかたのテレビ放映アニメはカバーしたんじゃないだろうか。
 ちなみに休日昼間とか、NHKとかは省いたりしているので、作品としてはまだあるのだろうが。『プリキュア』とかさ。
 
 『ヘタリア』
 映画監督&アニメ専門学校で講師も兼ねている友人が話していたのが実はこれで、なんだかおじさんにはよくわかりませ~ん! との感想だったので、興味深く観た。
 30分番組なのに、第12話~16話とはこれいかに??? いわゆるショートショートなのだが、突然、少年が別の少年から婚姻届に無理やりサインさせられそうになっているので、はあ~? と、思ったが、すぐに、これは国を擬人化していることに気付き、ああ、なるほど、、、と、納得した。それが分かるとなかなか楽しく、日独伊三国同盟の話だったり、生真面目なドイツ人を揶揄するエピソードだったりするのも納得。ただ、せっかくならもう少し教養と笑いの質をUPしていただきたいが。
 評価★★★☆

 『夢喰いメリー』
 ユメジ(夢二?)少年は、人間に夢魔が取りついているのが分かる能力を持っている。一方、メリーは、何かの目的のために(?)、その夢魔を狩らねばならない。
 友だちのいない幼い少女に憑依していたイチマ(一魔?)を、メリーが退治する話は、さほど興味を持つものではないのだが、デイドリーム(夢と現実の境い目)での対決シーンになると、とたんに絵の色使いが深みを増すのがそれなりの効果を上げていたと思う。話の流れからすると、どうやら始まったばかりらしいので、これからどういう展開になるのか、ちょっとは気にかからないでもない。
 評価★★☆

 『フラクタル』
 この絵の雰囲気は昔放映された『ハイジ』『母たずねて三千里』とかを思わせる懐かしいテイスト。
 飛行艇の中では洗濯物を干していたり、トイレの便座を磨いたり、長テーブルにみんなが集まっての食事とか、あげくに主人公の少年がふんどしを身に付けていたりと、あちこちにレトロ調の設定が施されている。それゆえ、ホッと落ち着いた気持ちで観賞出来る。こんな気持ちでアニメを観たのはいつ以来だろう。エンディングのアイルランド民謡も雰囲気あり。
 評価★★★

 『放浪息子<ノイタミナ>』 
 パステル画のような淡い色彩がまず目を惹く。割とドギツイ原色が主流にあって、すでにこれだけで十分異色だ。
 しかし、異色なのはそれだけではなく、"女の子になりたい男の子と、男の子になりたい女の子" の話なのが判明して、かなり驚かされる。それもギャグで笑いを取るのではなく、とても真面目に、だが、堅苦しくなく描いているのに感動した。
 性同一性障害は扱うのが難しい問題であろうことは容易に想像出来る。それでもあえてそれを手掛け、きちんとした作品に仕上げているのは称賛に値すると思う。この後の展開に期待する。
 評価★★★★★

 『ぬらりひょんの孫』
 妖怪をたばねる、ぬらりひょんが憑依(?)したメガネの少年VS悪の妖怪(?)という対立構造が明確で、ふっと『BREACH』とか想い出した。そういえば両作品とも少年ジャンプ連載なのは偶然ではないだろう。少年誌、特にジャンプの基本理念って感じ。
 しかし、<友情>を表現するのには<悪い敵>の存在が不可欠で、<戦い>を通して、お互いの絆が深められてゆくという安易過ぎる設定は定番中の定番とはいえ、あまりにもそれをストレートにやられてもなあ・・・。少年誌だからまあしかたがないのかもしないが、その構図は、しょせん<対戦ゲーム>を売ることを最初から視野に入れた作り手側のあざとい策略(メディアミックス化可能な)も見え隠れしなくもない。
 評価★★☆

 『仮面ライダーオーズ』流れで、冒頭にを挙げた『プリキュア』の最初の5分を観た。
 今では長寿番組ともいえる長いシリーズなのだが、昔、何度か娘と観た時に比べ、主人公がずいぶんと大人になっていたのにびっくり。連載誌は相変わらず幼児向けなのに、見た目、中~高校生なのだ。
 でも、そうなったら変身後のあの原色のフリフリ衣装が違和感ありまくりで、なんだかなあ~。
 

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深夜アニメをチェック!!!(その5) [アニメ]

 最初はパンチラシーンがやたら目について、、どうしたものかな、、、と、思ったのだが、その3、その4、と、回を重ねるごとに、それだけじゃないアニメも多くあるので、ホッとひと安心。
 『神のみぞ知る世界』などは、娘と一緒に2回目を観たりもした。
 恋愛ゲームにしか興味のない主人公が巻き起こす笑いに、声を上げて笑う娘を目の当たりにすれば、面白いものは面白い、という、ごくごく当たり前の結論に辿り着くのだった。

 、、、と、いいつつも、また観続けるのだった。


 『フェアリーテイル』
 フェアリーテイルとは妖精のことだと思うのだが、この作品に登場する面々は、妖精と呼ぶにはいささか抵抗がある。少年マガジン連載と聞けば、何となく合点がいく、いかにも少年誌らしいちょっとつたない絵柄は、ちょうど休日の午前中に放映している『ベイブレード』(イケメン君が観ている)あたりを連想させる。
 光の魔導師VS悪の組織は対立構造としては分かりやす過ぎるくらいで、絵や台詞も含めて、小学生向け。
 評価★★

 『ドラゴンクライシス』
 原作は集英社スーパーダッシュ文庫だそうな。なんじゃそりゃあ、、、のネーミングだが、大手集英社もアニメ層を無視出来なくなっている証拠と考えれば、感慨深いものがある。
 ホワイトドラゴン族の皇女の叔父の怨念がこもった剣が、人に悪影響を及ぼす話が展開され、負のエナジーに突き動かされた神父を、人間の少年とドラゴン族の少女が "エンゲージ" して戦う。エンゲージすることで少年はドラゴンの持つ属性(?)を持った炎(ドラゴンの少女)の剣を操れるようになる。
 皇女とかドラゴンとか、ファンタジーものにつきものの設定は、まあ、そんなものかと思うけれども、いかんせん画力が弱く、展開も平凡。海での溶ける水着作戦とか言われると、ああ、またか・・・と、萎える。
 評価★★

 『探偵オペラ ミルキーホームズ』 
 登場する女の子がみんな名探偵の末裔という設定は面白い。でも、面白いのはそこだけ。
 昔、幼稚園に通うころの娘と観ていた『ドレミちゃん』とか、初期の『プリキュア』のような、幼児アニメ特有の幼い明るさに、「何でこれが深夜アニメなの?」 と、不思議だったのだが、これまた海、水着、ときて、でも、「小学生か、せいぜい中学生にしか見えない彼女たちの水着ってのもさ・・・」と、ここはやり過ごした後に、落とし穴から抜け出すのに、水着を使うから裸になる設定には、唖然! 
 エンディングもやたらエロく、どうしたものかと頭を抱えてしまった。未成年、それも、小、中学生レベルをエロの対象にすべきではないだろう。で、18歳以上でこんなの楽しめる人っているの?
 評価☆

 『世紀末オカルト学園』
 絵に独特の雰囲気あり。以前、PS2で楽しんだ『ペルソナ』というゲームを連想した。
 臨死体験の授業で、それを受けた少女の様子がおかしい理由が、死後の世界に心を置いてきてしまったからだと分かり、元スプーン曲げ少年だった若い教師と、彼女の友だちの(生徒会長っぽい)少女が死後の世界へ救いにゆく。それぞれの過去のトラウマが一瞬映し出されたりして、ちょっと目を惹かれたりもする。そこまではいいのだが、後はガタガタ。特に死後の世界に置き忘れた心(少女の姿をしている)の悩みが晴れる理由が、アホ過ぎて冗談にもほどがある。これじゃあ、夢オチや、犯人は宇宙人レベルと何ら変わらない。ここは笑いを取るところじゃないだろうに・・・。
 個々は見どころらしきものがあるものの、それらが有機的に結びついておらず、てんでバラバラ。一話だけ観た限りでは、とんだ肩すかし。
 評価★★☆

 『starry☆sky』
 一話15分番組というちょっと変則な放映。
 天体観測するイケメン4人と少女。ブレザーとビジュアル系が合体したような制服がいかにもそれっぽい雰囲気。父親の論文が認められれば転校しなければならない赤毛の少年が、やっと出来た友だちとのひと時の想いで作り的な話で、仲間の中で唯一の女性(幼なじみ)に抱きついたり、軽くキスしたりするのだが、それ以上に、男同士で何かとすぐに肩を組んだりする仕草がboys love っぽくて、ちょっと照れる。まあ、他愛のない作品。
 評価★★

 今回はちょっと低調。次回に期待。
 さて、これで25作品。
 そろそろ佳境に入ってきたぞ!!!


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深夜アニメをチェック!!!(その4) [アニメ]

 まだまだ続くよ、このシリーズ!
 ・・・って、いつからシリーズになったんだ?
 だって、まだ録画しておいて観ていない作品があるんだもん、しょうがないじゃん!!
 それにしてもけっこうな数で。
 テレビ放映されていないオリジナルとかまで含めると、いったいどれくらいになるのやら?
 ということで、続けるとしましょうか。

 【みつどもえ 増量中 】
 30分(ということは実質23分ほど)の中に5話をぶち込んだ構成。いわゆるショートショートというやつだ。
 舞台となるのは小学校。なので主役は仲良し小学6年生の女の子たち。この日観た話は、学校のプールに渡り廊下(?)を立て掛けて滑って遊んでいたところ、出ていた釘に水着(懐かしのスクール水着)のお尻を引っかけて破れてしまい、恥ずかしくて出られない様子が微笑ましい話や、逆上がりの苦手な女の子を手伝うふりして、服をめくろうとする少年の話等々、エッチな要素はあれど、どれも小学生のいたずらレベルの他愛のない話ばっかりで、つい、クスッと笑ってしまう。
 年齢的に幼児体型が抜けていないせいか、女の子の下半身が微妙に太めなのがへん。週刊チャンピオン連載中。
 評価★★★☆

 『灼眼のシャナ』
 メイド姿の少女は変身すると豹のお面をつけている。その姿で敵と戦う場面と並行して、鬼と戦う全身包帯巻きの赤毛の少女。先はいかにもヨーロッパ風なのに対して、後者は和テイスト。これがかなり違和感ありあり。物語設定にも統一感は必要だと思うが。
 どうやら赤毛の少女がタイトルにもなっている灼眼のシャナのようで、途中、先代の代わりに特殊能力を身に付け、戦う使命を帯びたよう。鬼は自分の能力を受け止めてくれる能力のある主人を探していて、彼女との戦いにおいて、主人にふさわしいと悟ったようだ。その結果、鬼の力は刀となって彼女の手の中に納まることとなる。
 戦いが終わると、シャナの仲間のメイドは彼女のもとを去る。そのシーンが終わると、シャナは普通の高校生に戻っていて、あれ、さっきまでのあれはどこの話??? と、前後関係をまったく知らないこちらとしては戸惑ってしまった。これも電撃コミック&文庫。
 評価★★★

 『海月姫』
 海月姫と書いて、くらげひめと読むそうな。往年の名画を模したオープニングが楽しかったので、本編にも期待したが、う~ん、どうなんだろう?
 童貞の兄、女装趣味の弟、クラゲおたくの少女に、地上げ屋のキャバ嬢っぽい女がからむ話は、なんかとっちらかっているような印象強し。案外、笑えそうで笑えないし。話には日本の総理まで登場する意外性もあるが、特にストーリーにからむわけでもなく、おちゃらけた台詞を残して終わり。
 学生寮(?)らしき住人の中にもおかしな人物が複数いたりもするから、ますます濃くなりそうな予感・・・。
 評価★★

 『天体戦士サンレッド』 
 原作は「ヤングガンガン」。そういえば『鋼の錬金術師』もコミックガンガンじゃなかったっけ? 日曜の夕方、子どもと観てたなあ・・・。
 地域限定型正義のヒーローは川崎市在住(笑)。赤いマスクにTシャツ&サンダル姿が雰囲気あるぜ! 敵対する悪役も定説通り世界征服をもくろむも、川崎市さえも思うようにならないこの現実。そもそも悪の組織川崎支部の面々、別に悪いことはしていない。どちらかというとサンレッドの方が何かにつけて彼らを虐めている感じがする。
 紙芝居のような動かない背景、アメリカンコミックのような極太な筆使い、そして川崎LOVEは、もはや完全にONLY ONEか?
 料理のレシピも、「好きです川崎愛の街」の歌も良し!!
 評価★★★★☆

 『かみちゅ!』 
 神中(と書いてあった)の生徒で、かつ、(理由は分からねど)神様らしい少女を主人公にした、今時珍しい青春学園物語。素直なストーリー展開は、どこか懐かしさを併せ持ち、共感出来る。 "純情" なんて言葉をつい使いたくなる素朴な絵柄も悪くない。
 ただ、ここでも主人公と一緒にいる猫らしき生き物が言葉を喋ったりする設定に、またか・・・と思ってしまう。というのも、他のアニメにも同じようなよく分からない生き物が必ずといってよいほど登場するからだ。この "お約束" のような設定はなぜなんだろう? それ以外にも色々な生き物らしきものが登場するに至り、もう、真っ当な青春物語をアニメでやるのは無理なんじゃないだろうか? と、思わざるを得ない。最初が好印象だけにちょっと違和感が・・・。
 評価★★★

 なんだかんだ言いながらも、「その4」まで来ましたな。
 途中からはパンツ見せアニメがなくなってきて、ホッとした。やっぱりそれ目当てじゃあ、あまりにも寂し過ぎるもんね。思春期の少年が裸に興味を持つのは当たり前なれど、アニメが対象じゃあないだろうて。やりやりパワーはあくまで生身でね。

 続く!!!

  
 
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深夜アニメをチェック!!!(その3) [アニメ]

 それにしても深夜アニメってのも、ずいぶんと放映されているもんですな。初めて知りました。
 これならとりあえず観るには困らない。困らないが、それを観る年齢を超えたオヤジにとっては、ちょっと待てよ! と、思わないこともない。
 エロシーンがあるアニメがあっても、まあ、それはいいのだが、多くがそれってのも、どうなのよ、、、なのだ。
 放映時間が深夜なのは分かるとしても、観ようと思えば誰でも観れるってのはいかがなものか? 日本が性的表現に寛大というか無神経な証だろう。多分、海外ではありえないに違いない。

 『インフィニット・ストラトス』
 翼がある飛行用スーツの名(もしくはシステム?)がインフィニット・ストラトス。約してI.S。で、これを駆使して敵とバトルする者たちを養成するのがI.S学園で、主人公は本来は女子しか存在しないはずのこの学園唯一の男子生徒だ。
 主人公の少年の姉がそこの教師であったり、幼なじみの少女の彼に対する態度がまるで二重人格の如く豹変したり、あげくの果てにこの二人がなぜか同じ部屋になったり、なんんだかなあ~の展開に、途中で興味が失せる。ついでにやたらタカビーな金髪少女もいて、これなどキャラをデフォルメし過ぎて失笑してしまう。
 原作はメディアファクトリー刊のMF文庫。ああ、あれね、読むアニメだわ。
 評価★☆

 『とある魔術の禁書目録Ⅱ』
 特異な世界設定ゆえ、途中から一度観ただけでは理解出来ないのを認めつつ、ローマ正協会の中の十字教の狂信的な司祭VS右手に特異な能力を持つ少年&司祭とたもとを分かったシスターの戦いが繰り広げられる。
 絵も上手く、画面もなかなかきれい、かつ、独特な世界観がある。その点、観ていて飽きなかった。
 ただ、敵役の司祭(狂信的ではあっても)が明らかにキリスト教そのものを指しているのはどうなのか? 安易にキリスト教=悪のイメージを植え付けかねない危なさはやはり指摘しておくべきだろう。
 また、これは個人的な好みの問題として、少女役のアニメアニメしたあの独特な喋り方がどうにもむず痒くていら立つ。お約束なのだろうが。こちらは電撃文庫。
 評価★★★☆

 『デュラララ』 
 何のことやらよく分からないタイトルなれど、アニメアニメしていない絵の雰囲気とか、人の心の奥底に潜む暗部をテーマにしたような内容に、おっと、これは、、、と、惹きつけられる。
 正直、ポッと一回だけ観たのでは話の前後関係が不明なため、状況把握もあいまいな感は否めない。だから、のっけからバーテンダー(と呼ばれていた)が公園でマインドコントロールされたかのような赤い瞳をした集団に取り囲まれ、蹴散らすシーンに、んん??? と思ってしまったのだ。それでも、その集団がある女子高生の "愛されたい" という思いが歪んだ末に生み出されたものであることが判明し、それに敵対するメガネの女子高生、その同級生らしき少年、バイクを走らせる頭のない謎の女性、連続殺傷事件を裏で糸を引く少年等、思わず目を惹かれるキャラが目白押しで、次が観たくなる。これも電撃文庫。
 評価★★★★

 『戦場のヴァルキリュア』
 ヴァルキュリアって、戦をつかさどる女神のことじゃなかったっけな。舞台はちょっとレトロなヨーロッパ的な雰囲気を漂わせつつ(戦車、ナチっぽい敵、一発しか撃てないライフル等)、主要な登場人物全員がイケメン&美女という凄さ! アリシアという名の少女がヴァルキュリア役のようで、軍服がミニスカートなのはご愛嬌として、確かに正統派美少女の筆頭だろう。素直にかわいいと思えてしまう。ヤバイ、萌え~って感じ?(違うか)
 ただ、戦争とかいいながら、戦略は横から別働隊が奇襲をかけるだけだったり、戦車一台で敵の基地を簡単に乗っ取ったりと、とても戦争とは思えない薄っぺらさ。アリシアがやたら気になる青年に突っかかるのなど、ここでも定番と化したキャラ設定に、いささかうんざりさせられる。
 評価★★☆

 『土管くん』
 これは以前、休日の午前中に放映していた「蛙男商会」のやつだ。懐かし~い! これとか「鷹の爪団」とか、子どもと一緒に観て、けっこうはまったんだよね。
 生徒のことなんてたいして考えていないようなパスカル先生や、わけのわからない校長とか、とにかくキャラが立ち過ぎ!!! で、肝心の土管くんはといえば、ただ土管(実はロボット)の中に入って操縦しているだけ。それでも活躍すればまだしも、たいがいは武器として振り回されたりと、ろくなめに合わない。喋らないし、、、。
 ナンセンス・アニメなんてジャンルはないのだろうけれど、突き抜けた笑いは一級品!!!
 評価★★★★☆

 おお、これで15作品を観たことになるぞ!!!
 我ながら凄い、凄い。
 今回はそれほどエロシーンはなかったので、ホッと一安心。
 それと、何とな~、今のアニメの流れが見えてきた。
 キーワードは、【ブシロード】【アニプレックス】【電撃文庫】
 だったりするのかな?

 録り溜めて未見の作品があるの、まだまだ続く・・・。


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深夜アニメをチェック!!!(その2) [アニメ]

 無知を逆手に取り、あえて作品の内容を無視して、たまたま目にした一話分のみの感想を列挙した<その1>。
 取り上げられた作品のファンがいらしたら苦々しく思われる個所もあったでしょう。それを十分承知しつつも、ファンじゃない部外者が観たらどう感じるかを気ままに記してみた。
 漫画やアニメはけして嫌いじゃないじゃない、、、のだが、さて、それならすべて手放しで認めるかと問われれば、それもなし。まあ、それは何にでも当てはまることだけれど。

          ★          ★          ★          ★

 『Rio-Rainbow Gate ! 』
 カジノで働く女性カードディーラーのリオが主人公。まず設定が久々に学園ものじゃないのに興味深々となったのにもかかわらず、専門的なカードの描写は皆無。中盤からはカジノのオーナーが仕組んだリオと妹(?)のリナを対決させる話へと雪崩れ込む。
 種目はカードではなくて、なぜかクレー射撃。外すたびに懐かしの野球拳(ああ、コント55号!!!)服のボタンが外れて、胸元がチラッ! なのだが、脱ぐ意味がまったくなく、単なる視聴者サービス。とくれば、やっぱり登場する女性はみな巨乳と相場は決まっている。こんなので楽しめるの?
 評価☆

 『ストライクウイッチーズ2』
 のっけから揺れる乳と食い込むパンツ。俗に言う半ケツ状態。シッポが生えているが、これはなに?
 足に装着することで、これまでより早く飛べる装置の話なのだが、上は軍服、下はワイシャツの長いやつ、で、その下はパンツのみという出で立ちは、戦うのには不便じゃないのだろうか? 目の保養にはいいけれど。
 後半は敵のものらしきミサイルを迎撃する少女戦士たちの勇ましい姿。当然、空を飛ぶわけだからパンツは見える。ああ、晴れ渡った青い空に白いパンツはきれいだなあ・・・(笑)
 『ストライクウイッチーズ2』というくらいだから、前作も人気があったんだろう。絵もなかなか上手いし。でも、パンツを見せるためにストーリーって存在するの???
 評価★★★

 『ソウルイーター(リピートショー)』
 リピートショーって、再放送ってこと? まあ、それは良しとして、うちの娘気にいって観ていたアニメなれど、「死ね」という言葉が頻繁に登場するわ、死神の少年は敵の少年に対して、ピストルを打ちまくり状態だわ、と、とにかく言葉使いが下品で残酷。
 特異な世界観があるのはわかるが、シリアスな場面の後に唐突に展開される場違いなおちゃらけは、まるっきり一人よがり。正直、笑えない。ハードボイルドっぽい台詞回しも、まったくさまになっていない。娘には申し訳ないが、こりゃダメだ。
 評価★☆

 『創聖のアクエリオン』
 日本アニメの王道、ロボット物登場。提供はパチスロメーカーのサンキョーというのが変わり種。もとはそっち?
 それにしても、どこかギリシャ神話を思わせる仰々しさ、なのに純和風な指令(と呼ばれる男)が筆を走らせる「裸(足)」の文字、サッカー練習場での指令とバトルチームのメンバーとのやり取り等、すべてが物凄くアンバランスに感じられる。
 それでもどこか突き抜けた感を漂わせる指令の存在感は侮りがたし、、、なのだ。 "アホも突き詰めれば天才" ということか?
 CMをはさんでの謎の敵と、三人の乗り物が合体してひとつになったロボットとのバトルも、それぞれが身体のパーツを担い、時にチェンジする趣向は、ふ~ん、とか思う。
 評価★★★

 『テガミバチ』
 手紙って、LETTERのことじゃなくって、伝言を伝える伝え人のことだったんですね。なるほど。で、これは電車の車内モニターで流れていたのを記憶している。
 それにしても、人間じゃないへんてこりんな小さい生き物って、ほとんどお約束の世界なの? 子ども向けのアニメには付き物のような気がするんだけど。
 ここでも悪役のくせして、妙に三枚目キャラになってしまう殺し屋(?)がいて、これも最近の風潮なのかもしれないが、なんでそこでわざわざおちゃらけなければならないのか、理解に苦しむ。話自体はつまらなくはなさそうなのだが・・・。
 評価★★☆

 やり始めたらどこまでも!
 まだまだ続いてしまうのだった、、、。

 
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深夜アニメをチェック!!!(その1) [アニメ]

 「最近のアニメはわからんよ~」
 と、映画監督と某アニメ専門の学校で講師をしている友人の言葉。
 もともと映画製作に至るまでの物語作りを教えているのだが、"まずドラマありき" というのが、基本メソッドのように頭にインプットされている我々の世代にとって、面白ければなんでもOK! な今の世代はやはり別の人種と映ってしまうようだ。

 ならば、そのアニメとやらを実際に観てやれ! と。
 短小挿入、、、じゃなかった、単刀直入に、地デジ化も無事クリアした身としては(関係ないか?)、番組表で目に止まったアニメを一話づつ録画することにした。
 ちなみにアニメといって頭に浮かぶのは、
 『ルパン三世』
 『明日のジョー』
 『巨人の星』
 『デビルマン』
 『北斗の拳』
 哀しいかな・・・かなりレトロなラインナップである。
 『宇宙戦艦ヤマト』は観ていたが、『ガンダム』は観ていない。ほとんど化石人状態なのだった。
 (でも、子どもと『ワンピース』は観ているぞ!)

          ★          ★          ★          ★

 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』
 のっけからそれ相応なタイトルだとひるんでいたら、内容はやっぱりその通りだった。
 お兄ちゃん大好きな妹が、お兄ちゃんのデートを尾行する。お兄ちゃんは彼女(未満)のアタックにドキドキするものの、妹の存在ゆえか、たじろいで疎ましくかんじてしまう。
 やたら下から見上げるアングル多し。パンチラも多し。ただしアップになると動物マークがボカシよろしくドーン! と登場。単なるエロもの。よく放映出来るなあ~、こんなの。
 評価★☆

 『BREACHベツバラ』
 おお、これなら知ってるぞ、名前だけだが。劇場アニメにもなってるよね。でも、ベツバラってなんだ? アナザーバージョンのことかな? 多分、そうだろう。
 死神の力を授かった少年が、死神としての能力を欠落させてしまった少女を助けるために、彼女のかつての仲間の死神と戦う。
 これは普通っぽいので安心して観られる。もうちょっと絵が上手かったらとも思うが、何度か観ていればきっと馴れるだろう。ジャンプに連載中だと、後から知った。なるほど。
 評価★★☆

 『フリージング』
 学園物か? 女は紫、男はパトレイバーみたいなへんな制服。で、先生も生徒もみんな巨乳!! 巨乳は大好きだけれど、テレビなのでちょっと・・・。
 2年生のサテライザー先輩(女)と3年生のさらに先輩(女)が屋上で争っているが、下からの見上げアングルのおかげで3年生の先輩のパンチラ多し。あげくにサテライザー先輩はスカートをまくりあげられ、パンツを下ろされてしまう。ここでも胸とお尻が露わになりそうなところで白い光が(笑)
 最後にエヴァンゲリヲンに登場しそうな異星人を倒すシーンあり。
 嫌いじゃないけど、赤面する!!!
 評価★★☆

 『これはゾンビですか?』
 すでにタイトルからしてへん! で、主人公の少年はなぜかゾンビらしい。で、美少女3人となぜか暮らしている。このあたり前後関係がまったく分からないので、シチュエーション自体が理解出来ない。
 3姉妹はプリンを食べる権利を得るため、ツイスターやボウリングをするのだが、胸もとを強調するのはお約束。あげくにその中の主人公らしき一番若い少女は、ピンクのチェーンソーを振り回すのだった。
 少年のクラスメイトの勘違い妄想少年の存在が面白くて笑える。まさに理屈を超えた非現実的バカバカしさの連続で、ここまでやればいっそ清々しいかも(笑)。
 最後に連続殺人事件の話も出てきて・・・(どうやら今回は本流話ではなかったようで)。
 評価★★★★

 『神のみぞ知る世界』
 これも本流と違う話が展開しているような気がする。またまた学園もの。でも、主人公の少年は神様らしいちなみに。妹(?)は制服姿に "はごろも" という出で立ち。オープニングにあったように、クソゲー、バグありゲームを攻略せんと必死に励む神様の描写が極端で笑える。そういえば昔『ときめきメモリアル』ってゲームが流行って、ソフトを借りてやったっけなあ・・・。懐かしいなあ・・・。
 話は何とかバグを乗り越えエンディングに辿りついてのハッピーエンド。これはエロイシーンがないぞと思ったら、サンデー連載だった。なるほど・・・。
 評価★★★★

 観てはいけないものを観てしまったような後ろめたさを覚えつつ、今のアニメを巡る自分探し(違うって!)の旅は続くのであった。

 さらに探求は続く。詳しくは、「その2」で。

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『エヴァンゲリヲン』の謎について [アニメ]

 単なる通りすがりの中年男が、いみじくも『エヴァ』を語るなんておこがましい!
 そう思われてもまあ、かまいません。その通りですから。
 でも、問題作ゆえ、数々の謎解きがたぶん色々な方によって成されて来たことでしょう。しかし、それはそれとして、自分の中でもやはり<謎>は<謎>なので、自分に対して、ちょっと整理しておこうと考え、どうせなら思考した順番通りに、なるべく簡素に書き記しておくとします。
 できればゆっくりともう一度頭から観れば理解の度合いも深まるのでしょうが、あいにくそこまで時間は取れそうにありません。なので、勘違い、思い込み、見当ハズレも、お許しを。

                              ★

 A.最初に?と思ったのは、シンジ君が見た夢の中に出て来た母親のシルエットが人間のそれではなく、ネルフの本拠地地下に囚われているリリスと思しき姿だったこと。そして母親と綾波レイの声が同じに聴こえたこと。この二つから、リリス>母親=綾波レイであることが分かった。
                              ↓
 B.それゆえ、最後に綾波レイが自分の身を省みずシンジ君を助けるのは、母親なればこその行為。我が子に対する母性本能がこの危機的状況で目覚めたに違いない。なぜならネルフの地下に捕えられていた<リリス×シンジ君の母親=綾波レイ>だから。
                              ↓
 C.リリスはアダムの最初の妻であり、一般的には悪魔として認識されている。ゆえにアダムとの間に身ごもった子どもは、リリムというやはり悪魔だった。それからすると、リリスから生まれる者はみな悪魔ということになり、リリスの系譜に属する、もしくは属そうとする人間は悪魔ということにもなりうる。
                              ↓
 D.人間の系譜が悪魔なら、それに敵対する使徒は天使か? 使徒はリリスではなく、アダムとイブ(エヴァとも呼ばれる)からなるもう一つの系譜なのか? ならば使徒と人間は異母兄弟?
                              ↓
 E.エヴァンゲリヲン自体は、リリスの血を引く悪魔の系譜に該当するのだろうが、エヴァ=イブ(エヴァ)に置き換えてみると、アダムの新しい伴侶となれる素質があるとも考えられる。
 TVシリーズのオープニングでは、翼を持つエヴァンゲリヲンの姿が描かれている。ただし、大天使ミカエルやガブリエル等には翼はあるが枚数に関しての記述は明記されていない。唯一明記されているのは、堕天使ルシファーで、12枚の翼を持つと言われている。ならばエヴァンゲリヲンは堕天使ルシファーなのか?
                              ↓
 F.ここで唐突に『デビルマン』を想い出した。
 ①人間(不動明)は人間を守るため、デーモンと合体。悪魔の肉体を持ちながら人間の精神を宿すデビルマンとなって、デーモンと戦う。
 この文章をちょっといじってやると、
 ②人間(シンジ君を含む人間の精神)は人間の存続を守るため、悪魔リリスの血を受け継ぐ、悪魔の肉体を持ちながら人間の精神を宿すエヴァンゲリヲンとなって、アダムからなるもう一つの系譜(使徒)の中に同化する。
 となる。
                              ↓
 G.ゼーレなる柱で描かれた組織と、リリスの顔を模した人類補完委員会(その下にネルフがある)の目的は共に「人類補完計画」の遂行のようだが、どうもお題目は一緒なれど、最終目的には違いがありそうだ。
 ゼーレはFに記したように、同化作戦を取りたい、かたや人類補完委員会もそれに近いのかもしれないが、ネルフの碇ゲンドウ個人に関しては、使徒殲滅後、リリスと亡き妻からなる人類の新しい歴史を夢見ているようだ。
                              ↓
 .「人類補完計画」とは、不完全な人間の精神を寄せ集め、それぞれ足りない部分を補わせようとするもので、完全なる精神となった "モノ" をエヴァンゲリヲンと融合させることによって、使徒によって人間が滅びた後も、使徒と共に生存可能なようにすること。
                              ↓
 I.ふと思ったのが、シンジ君の母親は死亡、アスカ・ラングレーの母親は自殺、4号機の鈴原トウジも母親がいないから同級生の委員長(女)がお弁当を作るというエピソードがあり、綾波レイは別として、みな母親がいない。それゆえ母親を恋しく思う気持ちが強く、リリス(新人類の母親となりえる)から作られたエヴァンゲリヲンとのシンクロ率が高いのだろう。

                              ★

 ・・・と、まあ、こんなことを観終わった後に、漠然と考えました。

 答えが正しいかどうかは、、、知りません!!!


 注)リリスの件は娘の本棚にあった『天使と悪魔がよくわかる本』(PHP文庫)を参照しました。

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『エヴァンゲリヲン TVシリーズ』を観て [アニメ]

  『劇場版エヴァンゲリヲン 破』公開記念と称して、日本テレビの深夜帯でテレビシリーズをまとめて放送してくれたので、いったいどこが面白いんだろうと、ちまちまと空いた時間を利用して観てみました。
 アニメにはまったくの素人、それもドがつく素人なので、ここに書き記すのもおこがましい限りなのですが、ブログ=日記という本来の目的に従い、言葉を残しておくことにします。
 ちなみにワタクシ、恥ずかしながら、『ガンダム』すら観てませんので・・・(汗)

 もうアニメにうつつを抜かす年齢でもないし、TVシリーズが放映されてからもかなりの時間が経過しているので、世間の風評とは別に、冷静に物語を観進めていました。観る前は「謎がきちんと解明されないまま終わっちゃうんですよ~」と、エヴァ経験者からのありがたい言葉もいただき、「ふ~ん、そんなものか」と、別段驚くでもなく聞き流していました。それというのも、『ツインピークス』を経験済の身にとっては、すでにそれが真新しいことではなかったからです。

                              ★

 主人公のシンジ君は父親に捨てられたということがトラウマになっていて、それゆえ、自分が必要のない人間だという概念につきまとわれています。そしてそれは多少形は変えているものの、主要な登場人物それぞれについても同様です。みんながそれぞれのトラウマに金縛りにあっているのです。あの口うるさいアスカ・ラングレーでさえ例外ではありません。

 シンジ君に対して、物語のほぼ全編で絶えず繰り返される《逃げちゃいけない》という言葉は、10代の少年少女には心をえぐる切実な言葉なのでしょうし、それは至極理解出来るように思われます。特にエヴァンゲリヲンの操縦者としての資格を持つとされる14歳にとっては。
 それを14歳に設定したのは、池田晶子著『14歳からの哲学』を持ち出すまでもなく、子どもから大人へと移行する一番精神的に不安定な年齢だからでしょう。少し前までは《14歳=少年犯罪の多発する年齢》として、イコン化されたりもしてましたし。
 ただし《悩める大人》ではあっても、《悩める少年》ではもはやない者にとっては、繰り返し発せられる《逃げちゃいけない》の言葉の羅列に、
 「軽々しく言うんじゃねえよ!」
 と、反発のひとつも感じてしまう自分もありました。というのも、ワタクシも10代は人並み、いや、それ以上に、悩める少年であったからです。悩んではいてもシンジ君のようにはウジウジしてはいませんでしたけど。
 「そんなこと分かってるって!」
 と、周囲から言われれば言われるほど、逆効果な結果を導き出すものなんですね。

 観ていて気になったのが、あまりに言葉が直線過ぎるんですね。Aという現象を語るのに、BやCを引き合いに出して比喩や暗喩を使うのが大人の対処法でもあるのに対し、あまりにむき出しのストレートさが耳に痛い。
 とはいえ、逆にストレートに言ってもらった方が、若い人たちにとってはより心に響くのかもしれません。この部分は演出方法なので、どちらがより効果的なのかは意見の分かれるところでしょう。

 それは特に第25~26話(最終話)にかけて、もっとも顕著になっています。
 物語的に観ればあの演出は明らかに逸脱しています。物語をないがしろにしてしまうからです。それでも物語をはみ出してまであの自問自答のようなシーンをそこに置かざるを得なかった監督の気持ちは察しなければならないでしょうし、あれがあるからこそ『エヴァンゲリヲン』は『エヴァンゲリヲン』足り得たと言っても過言ではありません。

 おのれの「存在証明」を人はいつでも求めている。
 ~自分の存在は結局は自分のみではなく、他者との関係から発する認識の中に存在する~
 そんな結論じみたことも最終話では語られ、シンジ君もやっとそれを理解するに至る。
 世界はけっして平坦でも心地良いところではないものの、自分を取り巻く世界を構築するのは自分である。しかし、構築には自分ひとりではない、他者との関係もまた重要なファクターなのであると、まあ、そんなことが伝わってきました。
 ひねくれた大人としてはそれに付け足す言葉もないわけではありませんが、たぶん、この物語は大人に対して語られるべきものではなく、これから大人になってゆく少年少女に対して語られるべきもののはずです。それゆえに、彼らが一番そのメッセージを理解しやすいということが、何よりも重要だったと思います。

                              ★

 余談ですが、第18話あたりから一緒に観出した中1の娘(13歳)は、シンジ君の乗るエヴァンゲリヲン初号機を格好良いと話していました。どうやら主題歌も気に入ったようなので、CDを購入してあげました。
 かたや小1のイケメン君は、「なんだか、わっかんねーっ!」と、吠えてました。そりゃあ、小1で分かったら怖いですよね!

 
 次はこの作品のもう一つの魅力である<謎>について考えてみようと思います。
 
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