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大学いも [男の手料理シリーズ]

 埼玉の親戚に出かけた帰り、お米とさつまいもをいただいた。
 お米は20キロはありそうな大きな袋に精米前の状態で入っていたので、近所の精米所で、初めて精米して食べた。
 一方、さつまいもはというと、蒸かすのもありなんだけれど、久々に大学いもが食べたくなり、さっそく作ってみた。
 大学いもは簡単といえば簡単だし、ちょっと面倒といえばそうでもある食べ物なので、そうそう作らないのだが、子どもが好きなこともあって、たまに作ったりする。

 念のためネットでレシピを検索してみた。
 すると、餡に、水あめ(もしくは砂糖)、塩、なのはわかるが、そこに醤油と書かれたレシピがかなりあり、大学いもって、醤油が入ったんだっけ? あれ、そうだっけ? でも、醤油が入るとみたらし団子の餡になっちゃわないの? とか、考え出すと、なかなか悩ましいのだった。


 【大学いも】

 今回作るのは醤油なしの(ボクの中では)定番の作り方。

 ①さつまいもの皮をむいたら適当な大きさに切り、しばらく水にさらす。
 ②水気をよく拭き取ったら、低温の油でゆっくり揚げる。中がホクホクになって、外側が多少茶色い揚げ色になったらOK。
 ③水あめがなかったので、砂糖を火にかけ、そこに水適量と塩少々を加える。
 ④さつまいもに③の餡をからめつつ、軽くあぶっておいた黒ゴマを加えたら完成!

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 基本に忠実過ぎて怖いです。
 出来るなら熱いうちに食べましょう。
 ホクホク感がたまらなく美味しいので。

 
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のり巻き、巻いて、、、 [男の手料理シリーズ]

 土曜日は娘が塾に行く日。
 嫁さんが送り迎えをし、ワタクシが夕飯を作る。
 う~ん、役割が完全に逆転してますな。
 でも、それでうまくいってるので、よしとしよう。

 で、帰ってくるのが、だいたい8時少し前。
 娘は帰ってくるなり台所(キッチンと呼ぶほど今風じゃない)を覗き、夕飯のおかずをチェック。
 食べるの大好きみたいで、女の子にしては量も多い。小学高の時など、男の子にまじって給食をおかわりしていたくらいだから。
 この日も覗き込むなり、
 「のり巻きかあ・・・。珍しいね!」
 とひと言。
 これでもマンネリにならないように気を使っているんだよ、、、と、心の中でつぶやく。

 この日の夕飯をのり巻きにしようと思い立ったのは、実はこの1時間前で、突発的に頭に浮かんだ。なのでのり巻きにするような材料をまったくもって買っていない。
 じゃあ、出来ないじゃん!
 と、普通はなるのだが、そこは普通じゃないので、そのままGO!!!


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 まずは酢飯でしょう! と、団扇(うちわ)片手に、お酢、砂糖、塩を加える。米をつぶさないように注意。

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 とりあえずの玉子焼き。ごはんも本当は前面にのせるのだが、細巻にしたかったのでちょっとだけ。

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 コンビニおにぎりの定番、シーチキン。実は好きなんです。

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 冷蔵庫に豚バラがあったので、オイスターソース味で。これ巻きずらい・・・。

 で、縦のものを無理やり横にしての力技!

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 なんか具が中心からずれているぞ。でも、まあ、いいか。

 
 こんな超アバウットに作ってしまっていいのか?
 きっといいんでしょう!
 娘も息子もパクパク食べていたので、いちおう、結果オーライということで。
 反省点も多々あるけれど、これでいいのだ!


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所沢グルメ王座決定戦2013 [訪れた料理店]

 めっきり寒くなりました。
 コートを着ることも多くなり、じゃまだなあ・・・とか思いながらも、なければ寒いし。
 そんなある日、と言っても、11月16日(土)なんですが、所沢の航空公園で、「所沢グルメ王座決定戦2013」が開催されました。

 昨今、B級グルメが大流行。まあ、A級グルメ店が軒並み即品偽装をするくらいだから、A級よりB級でしょう! というのもわかる気がしますな。
 どんな材料を使っていようと、自分が美味しいと思い、支払った金額に納得したなら、それでいいような気がしますが。
 あっ、ちなみにワタクシ、他人の評価は信用しない性質なので。裏切られた・・・とか言う人の気持ちが理解出来ませんです。はい。


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 西武新宿線「航空公園駅」下車。そのまま人の流れに身をまかせれば、そこが会場。紅葉も見れて、なかなか良いのではないでしょうか。

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 公園内もこんな感じで、と言っても、公園自体はかなり広いので、ごくごく一部ではありますが。

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 会場に到着すると、所沢のマスコット・キャラクター(?)らしき正義の味方が、ポーズしてました。

 さて、肝心の食べ物のブースはと言うと・・・・・・

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 10時開始なのに11時半に来たのがいけなかったのでしょうか? 長蛇の列。

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 それでもめげずに並んで、「うどん茶ルボナーラ」をGET ! その名の通り、うどん版カルボナーラで、違いは抹茶がかかっていること。よ~くかき混ぜて食べて下さいとのこと。

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 早くも完売御礼の「富(とめ)ちゃんコロッケ」。ピンポイントでこれを食べに来た人多し、、、なのかな?

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 周りを見回せば、みなさんがんばってます!

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 次にGETしたのが「所沢の彩」という名の、おやつ感覚で食べられるミニピザ。熱々が美味しい。

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 次に食べたのが「田舎っぺうどん」。出汁を取ったにぼしをお好みでプラス。

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 品切れ前ギリギリに並んだら、鍋が煮詰まってしまい、焦げが出来たので、終了と言われるも、それでも食べていただけるなら無料で、と、なったので、もちろん食べさせていただきました! 

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 当然、ビールも。

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 こちらは途中までの集計結果。まだ投票していない方は早めに投票して下さ~い!

 お店の人に聞いたら、10時開始と同時に並んだ人が多く、予想よりも2時間くらい早いペースだったそうだ。のこのこ11時半に来たワタクシが甘かった。
 ブースは全部で20店。価格は¥300と¥100で、とてもリーズナブル。ただ、人が多過ぎて、食べれたとしてもせいぜい5種類が限度だろう。並び疲れてしまう。
 それと、今回初めてわかったのだが、所沢の名産は里芋なんですね。みなさん、里芋を使った料理でしたから。

 最後に、季節を感じさせる写真で〆ましょう!


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クリームシチューは優しい味 [男の手料理シリーズ]

 ここ数日、めっきり寒くなってきたので、何か身体の温まるものを食べたいな・・・と考えた末、というほど考えてはいないのですが、クリームシチューを食べたくなりました。
 これなら子どもたちも喜ぶだろうという思いも当然ありますが、まずは自分が食べたくなったのが一番の動機です。

 念の為、近所のスーパーでクリームシチューの素(固形タイプ)を購入したのですが、やっぱりいらないやとなり、ルー作りです。
 ルー作りと聞くと、なんだか難しそうに思えますが、至って簡単。ただし、分量が案外難しい。
 ネットでレシピを探すと、2人前、4人前が基本で、我が家は4人ではありますが(母親は食べられない)、7~8人前は作るので、ちょっと勝手が違ってきます。


 【クリームシチュー】
 
 ①じゃがいも、にんじん、ベビーコーン、ブロッコリを事前に茹でておく
 ②鶏肉も軽く塩、胡椒して、事前にある程度炒めておく
 ③バターを鍋で溶かし、そこにふるいにかけた小麦粉(ふるいにかけないとダマになりやすい)を少量ずつ加えて、良く混ぜる。
 ④きれいに混ざったら、牛乳、水をこれまた少量ずつ加えて、同じように混ぜる。最後に生クリームを加える ※ダマにならないことに細心の注意を!
 ⑤コンソメ、白胡椒を入れ、煮る。熱によって濃度に変化があるので、そこをチェック!
 ⑥塩を入れる
 ⑦野菜と鶏肉を加えて、4~5分煮て、最後にもう一度塩味をチェック
 ⑧ブロックのベーコンを小さなサイコロ状に切ったものを乗せたら完成。


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 バケットを添えて召し上がれ。
 手作りのルーは市販のものに比べて味がまろやかなので、とっても食べやすいです。
 お試しあれ。


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じゃがいもと甘ゆず味噌 [男の手料理シリーズ]

 年寄は若い者と味覚が異なっているので、美味しそうだなと思って買ってきても、けっきょく家族では誰も食べずという現象が多々発生する。

 我が家もご多聞に漏れず、同じようなことがしばしば。
 冷蔵庫の中には、ブルーベリーの入った大きなビン(ジャムではなさそう)、
 マーマレード(子どもたちは食べない)、
 半分残ったしらす(乾燥し始めている)、
 梅干し、
 小魚の甘露煮、
 乾燥わかめ、
 等々、
 食べようと思ったらなくなっていたと言われるのも嫌なので、結局手つかずのまま。
 それでも本人がちゃんと食べてくれるならまだしも、半分の量になった状態で残っているものがほとんど。

 今回作った料理もまさにそれの活用で、ゆず風味のかなり甘い味噌(いったい何につけたらいいの?)。
 味噌田楽にはそれようの味噌が冷蔵庫にはすでにあるし・・・。
 なので、再利用? 再活用?


 【じゃがいもと甘ゆず味噌】


 ①ネギを適当な大きさに切り、炒める
 ②皮をむいたじゃがいもを1/2に切り、皿に置いた時に安定するように、もう片側も少々切って茹でる
 ③茹でたじゃがいもをざるに上げ、水分を飛ばした後、フライパンで炒める
 ④皿にじゃがいもとネギを並べ、じゃがいもの表面に味噌を塗る(ネギは塩でもOKなので、そのまま)
 これだけ。


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 しいて例えるなら、縁日の屋台でよく見かける<じゃがバタ>の味噌バージョンか。
 まあ、そんな感じの食べ物です。
 子どもたちは、もともと大のじゃがいも好きなので、じゃがいもはもちろんですが、ネギも美味しそうに食べてました。ちゃんと火を通せば、ネギは甘くなるからね。

 
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『日本現代アートの今を問う OUT OF DOUBT展 』 [アート]

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 夏季休暇が一日残ってしまっていたので、10月も末に、六本木の森美術館に出かけてみた。
 ちなみに取得期間は7月~10月の間で4日間。家族旅行で2日、親類のお盆で1日は取得済。
 正直、それほど切羽詰まった用事があるわけでもないのだが、無駄にしてしまうのももったいない話なので。

 森美術館では、六本木クロッシング’2013と題して、『日本現代アートの今を問う OUT OF DOUBT展 』を開催中。
 何だそれ? って、タイトルだが、要は日本を代表する若手アーティストの作品を一堂に会し、今、アートって、こんなことになってんですよ~! と、紹介する展覧会なのだ。
 評価の定まった古典美術も良いが、アートの今を体感するならこれでしょうが!!
 より表現方法が多義に渡り、逆にこれでなければいけないという呪縛から逃れたのが現代アート。しかし、その反面、なんでもありは、中心となる軸を消滅させる結果にもなった。
 どこに規範があるのか?
 それともどこにもないのか?
 もしかしたら、今という時代は、改めて鑑賞者の心眼が試される時なのかも知れない。

 驚くべきは、この展覧会、一部の作品を除いて、撮影OK。学芸員の方に尋ねたら、一般的な知名度がまだない若手が多いので、撮影の許可が容易に得られたと話してくれた。
 なのでほぼ撮り放題なのだった。凄いねえ~。

 展示会場はいくつかに分類されている。

 <社会的、歴史的文脈の再訪>と題された入口の場所には、

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 こんな大きなオブジェ(?)が! 表から見ると衣服が雑多に貼り付けられていて、裏に回るとおびただしい数の椅子がせめぎ合う。

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 誰でもが良く知る渋谷の駅前も、どこか当時の戦争を皮肉ったような作品(版画?)になっていて、プロバガンダここにありといった様相に。

 <ナンセンス>

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 マルクスと共産党員を扱った作品では、写真のような立体な物だけではなく、共産党員の方に実際にアプローチした映像を流す。

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 表では新宿と思われる風景が素早く切り替わる映像に、質問者と回答者のやり取りが字幕として表示される。しかし、その裏側では、マスクをした20代と思わしき男性や女性が、質問に答えている様子ている。が映される。その受け応えは表の字幕となって表れていたものだ。
 ここでは、都市の一部でもある人間の暗部を炙り出すような質問が出され、答える側は、正体が隠されているので、日頃他人には絶対喋らない事柄までも答えている。「自慰」「レイプ願望」「強制的なセックス」「殺人衝動」といった回答を通して、剥き出しにされる人の心・・・。

 <日本の自然観と不可視のエネルギー><ポストオブジェクト>

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 ひび割れた国旗だと思って近づいて眺めると、砂で出来た国旗と、ひびではなく、アリの巣のようなものだった。

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 島丸々アート化計画!!! 実現したら凄いだろうな。

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 未来へ向けて、漕ぎ出せ! このプロジェクトは現在進行中で、数年後には実施される予定だとか。

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 動物の映像の目の部分だけ、人間の目に換えた作品。写真下は実際に人間の目を撮影しているところ。

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 月面観測とか、そんな感じのオブジェ。張られた写真にはTHE BEATLESの文字も。

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 しわくちゃにされたハリウッドスターの顔。マリリン・モンローとか、ヘップバーンとかもある。

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 不思議な石のサークル。日本版ストーンヘンジか?

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 福島の震災は日本人にとってのターニングポイントだった。これ以降のアートは、この圧倒的な現実と否応でも向き合わざるを得ない宿命を背負う。アメリカ人にとってのグランドゼロと同等だろう。

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 江戸時代の切子細工を思わせる職人技の手仕事!

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 鋭角な三角柱に、心臓をひと突きされそうで怖い!


 ・・・と、まあ、ジャンルに囚われない多種太郎の作品が列挙されていて、飽きない。
 途中、インド人(?)に、未来号と一緒に写真を撮ってくれと頼まれたりと、微笑ましい事態にも遭遇。

 訪れたのが月曜日ということもあり、会場はゆったり回れた。普通、美術館は月曜日定休なので、オープンしているのは多分、ここだけ。
 会場の雰囲気は、
   ↓
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 こんな感じ。

 最後に、撮影可を良いことに、勝手に美術館の風景を切り取ってみた。

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 また、写真撮影可の展覧会をぜひ開催して欲しい。
 なんか、自分も参加している感があるんだよねえ~。


 ※ 六本木クロッシングは、森美術館が3年に1度開催する「日本のアートを総括する試み」。
   また、この展覧会は、森美術館10周年記念でもある。
   2013年9月21日(土)-2014年1月13日(月・祝)まで開催。



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LOU REED IS DEAD [音楽]

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 ルー・リード死すのニュースを耳にして、やはり、胸にズシン! と、こたえた。
 十代の青臭いガキだった頃、アンダーグラウンドや退廃的な文化に魅せられ、ベルベット・アンダーグラウンドにたどり着き、そこで奇妙な声で歌うルー・リードを知った。
 それにしても「ヘロイン」の歌詞に驚かされ、ノイズまみれの「シスター・レイ」に頭をガツン! と、殴られたのが、まだそれほど昔だとは思えない。

 ソロになってからも「トランスフォーマー」(性倒錯者)の中の一曲、「ワイルドサイドを歩け」に、アンダーグラウンドだっていいじゃないか、、、と、天邪鬼でひねくれ者だった当時のボク(今でも変わらないが)は、自分の主張が肯定されたような気になり、心の歌となった。
 中でも「ベルリン」は、退廃的な都市で繰り広げられる、男と男と女の三角関係を描いて衝撃的だった。
 一般的には失敗作と言われる「サリー・キャント・ダンス」だって、ファンキーでなかなか良いし、「コニーアイランド・ベイビー」に至っては、まるでウエストコースト風な音作りの裏で、やっぱり影のあるストーリーが語られたりして、ああ、ルー・リードだなと納得させられたものだ。

 大音量ではない、キンキン声で歌わない、それでも、どこから見てもロックそのものなのは、彼の歌の中に、ロックの本質がとらえられているからなのだろう。

 変態だっていいんだ!
 いっそ、変態こそ素晴らしいと、思わせてくれた偉大なアーティストに感謝。
 「ROCK'N ROLL HEART」はいつだって健在なり。


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カルボナーラを作る [男の手料理シリーズ]

 今はチンして簡単! な、冷凍食品もあれば、コンビニで手軽に買うことも出来る。
 時間のない時や、作るのがめんどう臭くなった時など、これはこれで重宝します。
 当然、我が家でも常備してあります。

 でも、ちょっと待った!

 たまには自分で作ろうよと、週末限定で家事じゃなくて料理限定主夫としては、ムズムズしてしまうぞ。
 
 ということで、この日のお昼はカルボナーラを作ることにした。
 基本形はベーコンと卵。
 お好みで卵にパルミジャーノを加えてもよし。
 それだけ。

 なので、チャチャっとね。

 
 【カルボナーラ(基本のパターン)】

 ①まずはベーコンでしょう。適当な大きさに切って、油を出すように炒める。
 ②卵に塩を軽く加え、パスタを茹でた湯をちょっとだけ加えて、混ぜる。
 ③茹でたパスタを②の卵に加えて、余熱で卵に火を通す。
 ④仕上げに黒胡椒をたっぷりかけたら出来上がり!!!


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 写真はレンズに汚れがついていて、一部ぼやけてしまったけれど、まあ、いいや。
 と、こんな感じ。
 卵に生クリームを加えるレシピもあるけれど、基本はこちら。
 それに、このためだけに生クリームを買うには高過ぎるし。
 ぜひ、お試しあれ。

 
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『劇場版 空の境界』 [映画]

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 ここ最近のアニメではかなりの異色作になるのではないか。
 そもそも設定がわかりずらい。
 もとは時間軸をバラバラにした短編を、劇場版と称して連続で劇場公開していたものらしい。それがTVで再放送されていて、たまたま観たら面白かった。
 でも、だからといって作品の背景を探ったり、気になることを調べたりとかはしていない。だから、正直、設定がよく理解出来ていない。

 「未来福音」と名づけられた今作は、未来が見えてしまう爆弾魔の少年の話。
 何をやっても見えてしまう未来。それは100%、間違いのない事実だった。やるより先に結末を知りえる少年は、生きる張りをなくし、職業としての爆弾魔として、虚無的な日々を送る。
 ある日、爆弾魔の少年が依頼を実行しようとしてホテルの庭にいるところを式が目撃。自分が犯人だと知られたら困ると思い、式をつけ狙う少年。罠を張り、式を爆弾の餌食にしようと試みるが・・・。

 まあ、ざっと、こんな話。
 そこに、裏ストーリーとして、やはり未来が見えてしまう女子高生と幹也とのエピソードが挿入されることで、同じ能力を持ちながら、異なった考え方をする二人を対比させ、本来なら殺伐とした物語である本編の風通しをよくしている。
 爆弾魔の少年の事件後の物語も同時に描かれ、それはそれで微笑ましいエピソードとなっている。

 ライトノベル全盛の昨今、アニメの原作の多くがそれなのはしょうがないとして(本当はしょうがなくない!)、元ネタが同人誌ということもあり、かなりダークなテイストだ。
 それでも、アニメはしょせんオタクのエロネタなのか !? と、思わざるを得ない、巨乳、パンチラの波状攻撃に辟易(へきえき)してしまうワタクシとしては、貴重な作品であると言える。

 
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『地獄でなぜ悪い』 [映画]

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 まず、タイトルがいい。
 まるでアメリカン・フィルムノワール(ノワールってフランス語だけど)を思わせるような、いかにも悪党が出ています的な感じがよく表現されている。
 
 そして、内容は、60年代の日本映画をもろ意識した作りになっていて、オープニングで映し出されるスタッフの書き文字なんかモロにそれ風。パロディなんてもんじゃなく、まんまやっちゃいました! とでもいうような心意気が嬉しい。

 ストーリーは、
 ①生涯に一本、傑作をとれるなら死んでもいいと豪語する自己チュー丸出しの青年の物語。
 ②子役の娘が親の不祥事でCMを下ろされ、それから10年後、すっかり不良娘に成長した彼女を主演に、映画を撮らなければならなくなったヤクザの組長の物語。
 この二つが交互に描かれ、ある一点で交叉、本物のヤクザの殴り込みを撮影することになったから、さて、どうする? 
 映画の神様は我を見捨てていなかった! と、ばかりに、ついに撮影はスタートするのであった。

 ここでもヤクザは銃じゃなくて、日本刀でしょう! と、まるで大石内蔵助率いる赤穂義士の面々を彷彿させたりもしつつ、いざ、敵陣に殴り込むのであった。
 一方、迎え撃つ堤真一率いるヤクザは、着流しに日本刀という、こちらも輪をかけてジャパニーズ・テイスト満載。
 この対立するヤクザの決闘が、外連味(けれんみ)ありあいで、大いに楽しめる。流れる血の量は日本映画最大か? とにかく大量なのである。ということは、死人の数も半端じゃなく、まさに大量殺人ゲームなのだった。
 ここまでやってくれるとかえって気持ちいい。心スッキリ、カタルシス~!!!

 また、組長の娘を演じる二階堂ふみが、ハスッパなのにどこか憎めない可愛さを持っていて、適役。この人、『脳男』でもサイコな役を演じていて、それに続いてこの役なものだから、若いのにすっかり<怪女優>の貫録を漂わせていて、稀有な存在になっている。無理やり例えるなら、昔の梶芽衣子(『女囚さそりシリーズ!』)かな。ちなみに沢尻えりかがやっても面白かったかも(by ヘルタースケルター)。

 これまでひと癖もふた癖もある、エンターテインメントとは異なった作品を撮ってきた園子温監督が放つ、超娯楽大作。
 お前ら、くだらない映画ばっかり撮ってんじゃねえよ! と、あまたいる商業監督に文句言い言い、自分が一番くだらない作品を撮ってしまう男気に、男に興味のないワタクシも、惚れ込んでしまいました!!!

 
 
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横浜で日本酒試飲会 [訪れた料理店]

 5時55分(定時は6時)に会社を出、いざ横浜へ!
 今宵は日本酒の試飲会なのだ。
 ちゃんと飲めるように、昼飯は軽めに済まして準備万端?、いやいや、腹減ってると酔いが早いいから逆効果かも? まあ、なんでもいいや。
 とにかく飲みましょう!

 横浜駅から徒歩7~8分。7時過ぎに到着し、会場へGO!


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 そしたらすでにこんな状態でした。6時開場だっけな? 

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 まずはオーストラリアワインで喉を潤す。シャルドネをいただくが、それほど樽の香りは強くないので、スーッと入ってゆく。

 さて、それでは本腰を入れて飲みましょう!! 試飲なれど、心はいつもフルボトル!!!

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 どひゃーっと、割と無造作に冷やされております。そこから飲みたいものを指名。おねえちゃんなら指名料を取られるが、ここでは無料。なのでガンガン指名するぞーっ!!

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 どれをのんだらよいのやら、まったくもって目移りするぜ!

 いろいろありすぎるので、ここではちょっと変わり種を紹介しましょう。
 日本酒の蔵元も、どうしたら多くの人に日本酒を楽しんでもらえるか、知恵の絞りどころで、ヘビーユーザーではない、ライトユーザー向けに商品開発に余念がない。
 本当、頭の下がる思いですな。

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 これはカフェラテ+日本酒のコラボ。お土産とかに持参したら絶対に注目されること間違いない。味もカフェオレの風味を日本酒がじゃましていない。甘くて旨し!!

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 写真右、こちらはヨーグルトとの奇跡の合体 !? 見た目は甘酒っぽいが、飲むと、おお、、、ヨーグルト! 感動です。
 左は梅酒のくせにお茶ですかあ? 喉を通り過ぎるとほのかな香りが・・・。

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 紹興酒のような日本酒。味は本家に比べるとさわやか。日本人が紹興酒を作るとこうなりますって感じ。左隅はアルコール59°の日本酒。飲むとFire !!!

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 ブルーベリー味の梅酒。梅とブルーベリー? とか思ったが、これも飲みやすくて美味しい。嫁さんの土産に買いました。

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 くまもん、キターーーーッ!!!

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 基本的にここに乗せたお酒は、、、飲んでます!!! 

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 酒のつまみは酒から、ということで、酒盗をすすめる酒盗娘さん。ああ、飲み過ぎてしまう。

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 蔵元の方は熱いです! 自社の酒の説明に力も入ります。


 それにしても、みなさんお酒が好きなようで。女性もけっこういたし。
 焼酎に比べて日本酒は簡単に加工(ジュースで割ったり)出来ない分、どうしても飲み方に制約がついてしまうのだけれど、こうして試飲会に足を運び、蔵元の方と話をすると、日本酒をもっとたくさんの人に飲んで欲しいという思いの熱さを感じます。
 その熱意をこちらも感じ取り、話して感心、飲んで感謝、こうして横浜の夜は過ぎてゆくのであった。

   
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『俺はまだ本気出してないだけ』 [書評]

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 なんか、わかるよなあ~というタイトル。

 思えば、自分の希望通りに、豊かな人生を送っている人って、どれくらいいるのだろう?

 子どもの頃は、宇宙飛行士になりたいだとか、電車の運転手、野球選手、ケーキ屋さん、とか、明確にあったりしたのだけれども、中学生になると、なんとなくそれがぼやけてきて、曖昧になってしまう。

 このコミックの主人公は、40歳で突然会社を辞め、突如、漫画家になると宣言。
 しかし、漫画家になることが子どもの頃の夢だったかというと、どうやらそうでもないらしく、なんで漫画家なの? と、家族に問われて、自問したりしてしまう。

 その上、肝心の漫画が下手!
 当然、ボツになる。
 
 口の悪い父親、娘との三人暮らし。
 ハンバーガーショップでアルバイトをしている。

 そんな漫画は、<いい年こいて自分探し>かよ、と、呆れもするが、この主人公のように、突然の辞表提出、まわりの迷惑かえりみず、漫画家ーっ!!!
 なんて、誰でも一度や二度は考えたことがあるはずだ。
 それが若いうちはいいが、結婚して、子どもが生まれ、、、と、どんどん逃げられなくなってしまうんだよね。
 かといって、じゃあ、結婚もせず、独身だからって気楽かというと、そんなこともないのであって、結局、どっちに転んでも身動き取れないぞ、と。

 大人になっちゃったけど、なんか違和感があるんだよなあ~という思いを抱く、すべての中年に捧げる挽歌なこの作品に、大声では言えないけれど、共感を覚えてしまう、ワタシも中年。


 ※ 堤真一主演の同名映画もいい感じです。



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『春よ行くな』(悪い芝居) [演劇]

 チャレンジ、ターイム!!!
 じゃないけれど、<知らないものに遭遇したい病>が、また心の中に充満して、で、やっぱり、知らない劇団の芝居に足を運んでしまったのだった。
 いつも通り、自分のカンだけが頼り。予備知識なしの、ぶつけ本番。まあ、いつものことで。

 下北沢の駅前劇場は、本当に駅前あるので、迷子にならなくていい。下北沢、凄く分かりづらくないですか?

 さて、『春よ行くな』という魅力的なタイトルから、想像するのはどんな話だろう?
 今の若者のディスコミュニケーション(ディスがついているから否定型ね)を題材にしているそうなので、じゃあ、「卒業」「就職」「別れ」とか、春=卒業みたいなイメージで話が展開するのかな、、、と考えていたら、ちょっと想像とは違っていた。

 三角形の舞台上ミニ舞台のような場所で、女と男(後にテレフォンアポインターの女とその上司だと判明)が、なにやら堂々巡りの話をしている。しかし、会話はすれ違い、お互いの言わんとしていることが上手く相手に伝わっていない様子がもどかしい。
 この時の役者の動きが独特で、クネクネ身体を動かしてみたりを絶えずしていて、演劇における新しい身体表現か? とか思って、楽しく観た。
 その女、天上は、彼氏が失踪し、どうやら捨てられたようなのだが、本人はいつか戻ってくると信じて疑わない。
 そこに、自分を捨てた父親を探す青年と、彼が信頼している、同じような境遇の人たちが集まる「会」の代表を務める男女が絡み、次第に洗脳されてゆく・・・。

 前半はなかなか面白いのだけれど、「会」の存在が出てきたあたりから、こちらの予想とは違う方向に話の舵が切られ、正直、そっちなの? と。
 そういう特殊な状況ではなくて、ごく日常生活の中で、昨今言われている、いつでもつながっていないと不安になる若者たちの心の闇みたいなものを描いてくれると期待していただけに、ちょっと肩透かしされたような気になってしまった。
 これだとサイコものになってしまうじゃないか、とね。

 それと、話が進むほど、最初の特異な身体表現が薄れ、だんだん普通の芝居になっていってしまっているのが残念。せっかく独自の表現なんだから、それがまずありきの上で、芝居の流れを作って欲しかった。
 現れない彼氏、「会」の代表を務める男が、逆にその彼と同化したり、気持ちは理解出来るものの、どこかですでにある話っぽくなってしまっているのも一考を要するかと。

 若い劇団なので、こんなへそ曲がりオヤジをあっと驚かせるような、若者にしか作れない芝居を望む。
 良いところもたくさんある劇団なので、ぜひ、もうひと皮むけて欲しいぞ!!!


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新宿ビアスタジオ [訪れた料理店]

 激辛料理でにぎわった大久保公園で、
 今度は「新宿ビアスタジオ」~にっぽん秋の大収穫祭~というイベントが行われた。
 通勤と途中ということもあり、見るだけ見ようかなと、足を向けたのだった。

 イベントの趣旨としては、米粉の普及活動らしく、米粉を使った料理の数々が食べられるのが売り。
 それに加え、一般企業の調味料や食材を使いながら、調理師専門学校や女子大の生徒が立案したオリジナル料理が用意されているので、実はそれが興味を惹いたのだった。

 とはいえ、イベントの告知がほとんどされていなかったり、情報が探しづらく、せっかく探せても、料理の紹介はされているのに、肝心の価格が表示されていないのに、ちょっと不信感を抱きながらの見学になってしまった。
 この漠然としたカンは、けっこう当たるもので、7時前頃に会場に到着すると、人の姿はまばら。先の激辛料理の混雑具合と比較するつもりはないが、あまりの落差に唖然!
 それでもせっかくやってきたので、ちょこっと何か口に入れておきますか! と思い、沖縄のシーサーガフという、初めて耳にするビールを購入。シークワーサー風味=レモン味って感じ。爽やかで美味しい。でも、¥700は高い。入口で配っていたパンフを見せての¥100引きはありがたいが、それでも¥600。
 まあ、ご祝儀だと思ってやり過ごし、いざ、食べ物をと、見て回ると、みんな値段が高いのにビックリ!
 一品、¥800とかする。中には¥1000超えるものも。
 これじゃあ、食べられないなあ・・・と思い、安いものを探すと、十文字学園女子大学とピックルスコーポレーションがコラボした、キムチ揚げパンとしらすチーズパンを発見。それでも各¥300はパンとしては高すぎる。スーパーなら似たような惣菜パンが半額で買える。


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 とりあえずこれで乾杯! 値段は置いておいて、味は美味しかったです。キムチとパンって、合うんですね。しらすとチーズもいい感じ。

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 かじった後、つい中を確認してしまいました。見えづらいですが、キムチです。

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 原佳奈子さんという方がピアノの演奏をしていました。ライブを始めて2年だそうです。カワイイ! と、言われてました。

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 中秋の名月。そう、今日は十五夜なのでした。

 
 けっきょく、ここで食べるのはこれだけにして、¥700出せば近くのラーメン二郎で満腹になるぞと、早々と退散したのだった。

 米粉の良さを広く知らしめる趣旨は理解出来るし、料理学校、料理学科とのコラボもいいアイデアだと思う。
 でも、それなら利益度外視とは言わないが、安く提供し、たくさんの人に、色々な種類の料理を食べてもらい、米粉の良さを実感してもらうのが本筋なんじゃないだろうか?
 素人料理が、プロが提供する料理よりも高いなんて、あり得ないでしょうが!

 
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親子でコロッケ [男の手料理シリーズ]

 あのさあ~、たまには手伝おうよ~!
 などと言ってみても、どうにも、柳に腕押し、寝耳に水、馬のツラにしょんべん、、、って、違うわな。
 とにかく、たまには食べるばっかりじゃなくて、夕食の手伝いをしてもらいたいわけ。
 自分で料理を作れた方が楽しいでしょうに、まったく!

 ということで、手伝わせました。

 料理は「コロッケ」。
 それも、
 ①挽肉と玉ねぎを炒め
 ②じゃがいもを茹で
 ③マッシュして
 ④それらを混ぜて
 ⑤薄力粉、卵、パン粉をそれぞれ皿に入れ
 までを済ませて、じゃあ、あとをお願い! と、タネを作ってもらい、卵、薄力粉、パン粉をつけてもらうまで。
 揚げるのはこちらでやりますから、はい!

 まあ、こんな感じですか?
   ↓
   ↓
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 まずは形成。案外これが難しいです。角が崩れたり、真ん中で割れたりしないように、ちゃんとやってね。

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 うん、うん、なかなか良いではありませんか。基本、わらじ型だけど、別に丸くてもかまいません。三角と言われた時には返答に困ったけど。

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 小麦粉(薄力粉を使用)、卵、パン粉の順に。パン粉をどれくらいの大きさにするかによって食感が変わるので、これもお好みで。

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 揚げるのは、大人の仕事。高温で、サッと揚げるのがコツ。


 で、苦労の末、完成!!!
 やれば出来るじゃないの! 丸めてパン粉をつけただけだけど。
 いざ、食卓へ。

 
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 ドン! と、てんこ盛り。ちょっと作りすぎたか!? 

 揚げ物にはキャベツだろうが! とは思うのですが、たまたまレタスがあったので、じゃあ、それでいいや! と、なりました。なので、そこは許してね。
 改めて見ると、やはりと言おうか、大きさがバラバラ。特に、まだ手の小さいイケメン君が作ったものは、やはり小さい。
 それでも変に形を整えさせるのじゃなく、好きに作ってもらう方がいいんじゃないのかな。
 作る楽しみは、<想像&創造>する楽しみでもあるからさ。

 では、いただきまーす!!

 (結果、完食でした。う~ん、食べすぎ!)

  
 
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