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荒野の家(水素74%) [演劇]

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 雪にまみれながら、目指せ東大!(駒場前)
 ぬかるみに足を取られ、半ば溶けて氷水状になった道を抜け、そこにあるのは、こまばアゴラ劇場。
 途中、古本屋に立ち寄ったり、100円のカニクリームコロッケを頬ばったりしながらも、やっと到着。まるで富士山頂を目指すクライマーのよう。おおげさですが。

 久しぶりのアゴラ劇場。待合室のストーブがありがたいです。
 演劇関連の書籍を読みながら、会場を待つ。

 「水素74%」という劇団は初めて。
 チラシを読むと、早稲田大学⇒青年団⇒水素74%と、青年団の若手演劇人育成システムの流れの劇団なのだと想像出来る。ただし、劇団員を持たないとあるので、ひとり劇団ユニットなのですね。

 イープラスでの先行予約特典、オリジナルエコバッグもいただいて、ちょうどA4サイズのチラシが入るので便利かも。

 『なにもかもなくなってしまった荒野の中で人はどう生きるのか』

 というキャッチコピーに釣られて観に来たわけだが、家族を描きながら、家族を描けないというジレンマをどうするのか・・・。
 コミュニケーション方法は増え、時間や距離の制約からもほとんど解放されつつある時代に、それでもやっぱりというか、それだからこその<ディスコミュニケーション>という、半ば泥沼化した命題にどう向き合うのか? これは多くの劇団が取り組む<命題>でもあり、興味が湧く。
 
 携帯電話~メール~フェイスブック~ツイッター~ライン、、、手段は増え、増えた分だけ関係が希薄となる、予想外な反比例現象は、いつまで経っても収束せず、逆に拡散するばかりだ。散弾銃での100発より、大砲1発の威力にこそ意味があったと、いまさら言ったところでもう後戻りは出来ない。

 30歳過ぎの引きこもりの息子、息子をでき愛する母親、家庭を顧みない父親、結婚したはいいが、半年も経たずに帰って来た娘。
 そんな<家族>が、同じ屋根の下で、近親相姦的愛憎と自己中心的な感情で、けっきょく身動き出来ず、また、現状に不満を持ちつつ、変われない、変わりたくないのか、せいぜい半径10mあたりで呼吸をしている息苦しさが嫌だ。

 中盤以降はそこに娘を連れ戻しに北海道から出て来た旦那と、息子を更生させるために訪れた××××スクールの屈強なふたり。そして、水商売をしている自分の代わりに、で死んだ旦那の父親の看病を頼みにやって来た隣人。
 みな自分勝手で、どいつもこいつも、まったくこいつらは! と、一喝したくなってしまう、じんわりと嫌な登場人物は、案の定、物語後半になっても、まったく性格が変わらず、やっぱり変な奴のままだ。変われない(そもそも自分が変だという自覚がないのだから変わりようがないのだった・・・)なら、このままで、新しい家族を、周囲とも新しい関係を模索するしかないだろうが! そんな作家のネガティブパワーに、観ていて気持ち良くはないものの、なぜか納得させられてしまう。
 現実にもけっこうこういう人たちって存在するしさ・・・・・
 そんな心のつぶやきも。。。

 我々は今、未曽有の岐路に立っているのではないか?

 過去の常識の通じない、新しくも、くそったれな時代の。

 さて、どうしますかね?
 (答えのないまま、この文章も終わってしまう・・・・・)

 
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雪、雪、六義園 [雑記]

 すっかりサボってました、、、というか、けっこう忙しくて、ほったらかしにしてました。このブログ。
 正直、ブログの役割も終わったかなとも思うのですが、まあ、せっかく続けているんだから、ちょっとはがんばりましょうよ。
 はい!

 さて、2月9日(土)、我れらが埼玉県も、ご多聞に漏れず、大雪に見舞われました。
 天気予報では大げさなことを言っているけれど、どうせすぐやむだろうと考えていたら、いやいや、どうして、しっかり降っているではないですか!
 朝、出窓を開けたら真っ白で、まるで雪国。こんなのって小学生の時以来じゃあないでしょうか?

 さすがに横に吹雪いているので、散歩など出来ず、家の前をちょっとだけ観察に出たくらい。
 いちおう、そんなところを記録してみましたって感じで。


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 横殴りの雨ならぬ、横殴りの雪ですか !? 遭難しそうです。

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 家の前の道。誰かが歩いた跡が・・・。いったい誰でしょう。それも革靴っぽい足跡だし。

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 バイクもこの通り。寒さに車体が縮こまりますな。

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 自分の足もとを写してみました。ズボッ。

 この日は終日降りやまず。けっきょく、ずーっと家に閉じ込められた状態で、不謹慎な話ですが、震災時を想い出してしまいました。停電しなくて、本当、良かった。


 翌日10日(日)は、ちょっと用事があり、出掛けました。天気は晴れ。青空です。このギャップが凄い。案の定、路面は凍結していて歩くのが怖かったです。何度もツルリと滑りそうになりましたから。
 向かった先は六義園。いや、本当の目的はその後なんですが、せっかくの雪なので、記念写真でも撮っておこうと思いまして。


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 正門の前では雪かきをしていました。いつも思うのですが、なんで駅に近いところの門は締まっているのでしょう? あっちを入口にすればずっと楽なのに。

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 同じような考えの人多しで、けっこうカメラ持参の人がいました。道はやっぱりぬかるんでます。

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 地面はもちろん、木の枝に雪が積もっている光景が目について。

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 ところどころに雪だるまも。ここは小さな門の上に鎮座(?)してました。カワイイ。

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 まるで大正時代のような出で立ちの粋な方もいらっしゃって。

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 関東地方ではほとんど雪が降らないので、日常をちょっとだけ離れた不思議な空間が現れたような錯覚に陥ります。

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 木の間から、こんにちは~!

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 なぜかモヒカンの外人さんも、せっせと写真を撮っておりました。もしかして著名なミュージシャン??

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 寒い中を、ほら、ほら、花が咲いている。梅ですか、ね?

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 滑るから気をつけましょう。

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 こんな時、こんな場所でも、ひと休みして、おだやかに・・・。

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 色々な風景が目に飛び込んできて、なんか、いいんだなあ~。

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 まっ白。で、この足あとみたいなのはなに?

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 最後に、パシャッ! と、一枚。


 さすがに足もとはぬかるんでいたけれど、都会のど真ん中で、見事な雪景色なんで拝めないので、ちょっと得した気分。『お金を使わず楽しもうシリーズ』にはまさにぴったり!!

 ちょうどお腹も空いてきて、近くのラーメン屋でみそラーメンを食べました。

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 お腹も身体もあったまる一杯。美味しかったです。
 ごちそうさまー。
 

 
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サンシャイン水族館にて(その2) [雑記]

 ハーフタイムをはさんで、いよいよ後半戦。
 さて、いったい何が飛び出すやら・・・


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 舞台設定が何やらジャングルっぽい雰囲気に。ここでは小さな魚がたくさん泳いでいます。

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 ついでにカメも浮かんでます。

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 ちょっと変わった姿の魚。すいません、名前をチェックしていないもので。

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 木の枝の間にはさまっていたりして。

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 ウーパールーパーですか !?

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 つつましく仲良しって感じ。癒されます。

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 癒されません! 

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 街のギャングっぽくて怖い。すぐ喧嘩を吹っかけそう。

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 もしかして寝てます? 

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 ニモだ。映画にそっくり、、、って、本家はこっちでしょう!

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 ほよ~んとして眺めて下さい。

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 建物の外の広場ではあしかのショー。

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 そして頭の上ではドーナツ型の水槽の中を泳いでおります。

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 ホップ、ステップ、ジャンプ! 別の円柱の水槽では、もの凄い速さでグルグルと泳いでいて、写真に撮るのがひと苦労。

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 近くでみると、ちょっと怖いよ!


 見るまではあまり興味なさそうだった娘とイケメン君だったが、実物を目の当たりにすると、さすがに身を乗り出して魅入っていた。なんでもそうだが、やっぱり生(ライブ)が一番、、、だね。



 
 
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サンシャイン水族館にて(その1) [KIDS]

 正月ぼけも抜け切らない12日(日)。
 高2の娘が来月修学旅行でグランドキャニオンに行く時にしてゆく腕時計を買いに、イケメン君共々、3人で池袋に出かけた。
 アナログとデジタルの両方が見れる時計を購入し、ついでにロスアンゼルス時間を店員さんに設定してもらい、今日の目的、終了!
 &最近鉄ちゃん濃度急上昇中のイケメン君が、お年玉でプラレールの踏切とかも買って、もうひとつの目的も終了! まだ午前11時。

 なので、せっかく池袋に来たのだからと、新しくなったサンシャイン水族館に足を向ける。

 久しぶりだなあ・・・と、リニューアルしてきれいになった会場を横目に、さっそくGO !


 以下、ストロボ撮影は禁止なれど、撮影自体はOKなので、失敗を恐れながらの撮影。


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 新年のお出迎え。泳いでいるのはウマズラハギ。

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 赤くてでっかいのが一匹、悠々と泳いでおります。なんか古代魚って感じ。

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 水の中は幻想的な風景でいっぱい。

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 タツノオトシゴもいれば、

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 タコもいる。こうして見ると、確かに不気味。迫力あるし。

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 ラッコは動きが早くてなかなかとらえられない。

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 唯一のベストショット! やったね。

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 ラッコよりもおねえさんに惚れました!!!

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 大きな水槽の前には大勢の子どもたちが。

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 その中を堂々と泳ぐエイ。

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 近づいてきたーっ!

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 うおーっ!!!

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 クラゲゾーン(?)は癒されますなあ~。それにしてもきれいです。

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 まるで宇宙じゃあないですか!

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 意外にも、イカが良かった。海生えするって言うんですかね。かわいいし。

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 まんぼうも迫力あり。でも、どこかユーモラスですが。なかなか水槽に中央に来てくれなくて、撮るのにひと苦労。


 さて、まだ写真はあるので、その2に続く・・・


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2014.1.4東京ドーム(新日本プロレス) [雑記]

 年末、年始と落ち着かないまま、毎年恒例の1.4東京ドームへ。


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 あいかわらずのデカさ。東京ドームはやっぱり存在感バツグン!

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 入口には昨年に引き続き<絆・がんばろう!日本>の横断幕が。

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 お隣の後楽園ホールには、カードゲームのどでかい看板あり。

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 開場15:30分のところ、14:00頃行ったのに、グッズ売り場はこの行列。時間もあるので、水道橋駅近くの闘魂ショップへ行ってみたら、ここでも行列が・・・。結局、駅前の移転したプロレスショップ闘道館へ。

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 サークルKサンクスでチケットを購入した人限定のミニハンカチ。オカダ、中邑、棚橋シート(座席の名前)のなかでオカダシートを購入したので、これをもらった。レインメーカー、かっこいいぜ!

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 入場を待つ人たち。

 この混雑模様を見て、
 「プロレスファンって、こんなにいたんだっけ?」
 と、驚いている人の言葉が印象的だった。確かに、どこに隠れていたんだよ~って感じ。

 試合は、第1試合前の0試合が4時30分から始まるため、出足好調。みんな始まる前の時間を楽しんでいるようだ。
 開場してしばらくすると、開始前にカードファイトの優勝者の表彰式と新人レスラーのあいさつ(?)があった。
 そして第0試合。

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 ライガー、天山、中西、スーパーストロングマシーン登場の、豪華過ぎる0試合。若手の小松ががんばるも、天山にギブアップ負け。ところどころライガーがやられている小松にカツを入れていたのが微笑ましい。

 そして、、、暗転。いよいよレッスルキングダム開催~。


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 やっぱりオープニングはワクワクしますな。

 ◆第1試合のIWGPジュニアタッグ選手権は4WAYマッチと銘打たれ、ちょっと変わった趣向で楽しめたが、こちらの座席がドームの上の方だったので、誰が誰やらよくわからないのが難。

 ◆第2試合のIWGPタッグ選手権は外人同士の対戦ということもあり、全体的に大味。身体がデカイのだから、もっとそれをアピールする戦い方があっても良かった。

 ◆第3試合はNWA世界選手権。往年の名王者ハリー・レイス登場。試合はやはり大味に終始。それにしても小島人気はたいしたもの。「いっちゃうぞ、バカヤロー!」の大合唱に観客もノリノリ。結果は小島の勝利。

 ◆第4試合はかのグレイシー一族VS永田&桜庭。しかしプロレスルール、それもタッグマッチゆえ、単なる凡戦に。格闘技とのかかわりは中途半端ならばやめた方が良いのは、ずいぶん昔に学んだであろうに。次はグレイシールールでの対戦を迫られる。

 ◆第5試合は矢野VS鈴木の抗争に、グレート・ムタが特別参戦。ただ、ムタの動きも機敏さがなく、正直、必要だったのかの疑問が残る。観ていて、足が相当悪いんだろうな、、、と、こちらが気遣ってしまう。

 前半終了して、ここまでは、まあ、お祭りだからといった程度の試合。もう少し締まってくれるといいんだけどなあとは思う。
 それとこれは試合のことではないのだけれど、ドームの座席、狭過ぎ! 席を離れる時に周りに迷惑はかかるは、荷物を置くところはないはでは、ろくにトイレにも行けない。誰が設計したんだよーっ! と、文句のひとつも言いたくなる。

 さて、気を取り直して、後半戦へ。

 ◆第6試合はキング・オブ・デストロイヤー・マッチで真壁とバッドラック・ファレがK.O決着をつける。さすがに真壁は外見に似ず試合運びが上手い。エプロンから場外の机めがけてのパワーボムは威力バツグン。でも、角度がちょっとあぶなかった。ファレも重量感はあるが、試合数を重ねてもう少し試合の流れを作れるようになるべき。それでもなかなか迫力のある試合だった。

 ◆第7試合は後藤VS柴田。後藤のけがからの復帰戦に柴田が名乗りを上げた一戦。

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 柴田が登場すると、会場に緊張感が走る。まさにケンカ屋といった風情だ。

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 一方、荒武者後藤も負けてはいない。並々ならぬ覚悟が観て取れる。

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 ゴングが鳴っても微動だにしないふたり。特別な感情がリングに渦巻く。

 この二人の戦いは、いつ観ても熱い! 試合前のモニターで、高校時代の同級生~プロレスラーになるまでのストーリーもしっかりと紹介されたので、あまりプロレスに詳しくない人にも、そのあたりの事情がちゃんと伝わったと思う。それにしても柴田は相手を休ませないなあ(笑) 後藤も最近はちょっとくすぶっていたので、この試合が再浮上の良いきっかけになったのではないか。後日、オカダへの挑戦をアピールしたようだし。

 ◆第8試合は、IWGPジュニアヘビー級選手権試合
  プリンス・デヴィットVS飯伏幸太

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 飯伏選手はDDTという団体の選手ながら、ここ数年、新日本のビッグマッチに登用され、ついには史上初のDDT&新日本プロレスの2団体所属になった、今、最も旬な選手。一方、プリンス・デヴィットはベビーフェイスから一転、ヒールに転身。今回はディアボロみたいな、もしくは進撃の巨人みたいな赤鬼っぽい出で立ちで登場。
 華麗なる空中戦で飯伏が悪を下し、見事、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンに!

 ◆ダブルメインイベントI IWGPヘビー級選手権試合
  オカダ・カズチカVS内藤 哲也

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 まずは内藤の入場

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 次にI IWGPヘビー級チャンピオン、オカダカズチカ入場。ここで一発、レインメーカーポーズを決める。

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 コーナーポストに乗ってのレインメーカーポーズ! チャンピオンらしい華々しさが会場を包む。

 ファン投票でドームのメインイベントを決定するという前代見物の企画に、メインイベントを中邑と棚橋に持って行かれた屈辱を胸に、それでも熱戦を繰り広げたふたりに拍手! それにしてもオカダの実力派安定していて、誰と戦ってもレベルの高い試合をするのはさすが。一方、内藤も実力を出し切って大健闘したが、やはりヘビー級としてはまだ技が軽いところがあるのがこれからの課題か。応援しつつも、もう少し実績作りをした上での再チャレンジに期待。まずはNEVERのベルトを輝かせることが急務だろう。結果は一撃必殺のレインメーカーで決まり!!!

 メインイベント前にちょっと周囲を見回してみれば、、、

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 いやあ~、よく入ってますわ! 一番上までビッチリ!!

 ◆ダブルメインイベントII IWGPインターコンチネンタル選手権試合
  中邑 真輔VS棚橋 弘至

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 棚橋弘至入場!

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 な、なんと隣には、元メガデスのギタリスト、マーティー・フリードマンだ!!!

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 ますますキャラが濃くなってゆく中邑真輔がコテコテで入場。ミスター・エロ(高橋裕次郎)じゃないのに、エロいお姐ちゃんを引き連れているぞ!

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 まるでマイケル・ジャクソン??? 

 イヤオ!VS愛してますか~! のイデオロギー対決というわけではないのでしょうが、完全にキャラが立った二人の対決に、場内は大ヒート! 正直、どちらにも勝って欲しい。インターコンチネンタルの白いベルトは中邑のベルトだろうが、棚橋が巻いたらどうなるんだ? でも、棚橋はIWGP色が強いから似合わないんじゃないか? とか、色々なことを考えながら、目の前で繰り広げられる攻防に釘付け。
 結局、熱戦を制したのは棚橋だった。

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 ベルトを腰に巻き、ポーズ。新チャンピオン誕生だ。2月の広島大会では中邑のリベンジマッチも決定し、さて、その行く末は・・・。

 棚橋退場時にもマーティー・フリードマンが再登場し、エアギターならぬ本物のギターをかき鳴らしながら退場。最後の最後で、想い出したように、棚橋お約束の、愛してま~す! で、大会を〆たのであった。

 終了時間はちょうど22:00。あしかけ5時間半の長丁場、じっくり堪能させていただきました。
 やっぱりプロレスって、いいですね!!!
 イヤオゥ!


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おせち料理2014 [男の手料理シリーズ]

 年賀状を書いたり、おせち料理の材料を物色したりと、年末はなにかと忙しく、とてものんびりしてなんていられません。
 おかしいなあ・・・こんなはずじゃないんだけど・・・
 なんて、考え出したらきりがないので、とにかくやらなければならないことをやるだけ。そして気がつけば年越しそばを食べていたりして、ああ、おせちの準備が、、、と、ソワソワして気が気じゃない。
 世間一般の父親はどうなんでしょう? やっぱり忙しかったりするんでしょうかね? まあ、年末大掃除だけはスルーしている分、助かってはいますが。

 さて、肝心のおせち料理。決まっているのは、伊達巻と栗きんとんの2品のみ。後はその時の気分と経済状況で決まる。
 スーパーを物色すると、今年はいろいろなものが高い。なので節約しつつのおせちになった。まあ、それもよし。


 【おせち料理2014】

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 一の重。伊達巻、栗きんとん、紅白なます(ゆず風味)、ネギぬた、数の子

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 二の重。ぶりの照り焼き、鯛の酒蒸し、イカわた焼き、キムチたこ

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 三の重。鶏ひき肉の如意巻、煮豚、黒酢すぶた

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 並べるとこんな感じ

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 お雑煮(夜に撮影したので暗くなってしまった)

 以上の13品。
 わりと手がかからないものが多かったので、以外にもそれほどの時間は取られなかった。
 それでも1時に寝て、4時に起きての作業はちょっとつらい。それも2日分とか作らないから、せいぜい遅めの朝食&遅めの昼食分くらい。ほとんど食べ切り状態で毎年作っております。

 料理を作り終えて、ホッとする間もなく、翌2日には弟夫婦が来るので、またひと騒動。けっきょく休めるのは3日から。で、4日は恒例の新日本プロレス東京ドーム大会、、、って、休む暇、ないじゃん!!!

 なにはともあれ、今年もスタートしたのだった。
 よろしく!

 
 
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年越しそばに舌づつみ [男の手料理シリーズ]

 今年の年末年始の休みは、例年にくらべて長いそうだ。同僚のひとりはペルーに行き、、、と、それを有意義に利用する者もいる一方で、なにやら仕事している時と変わらずに、バタバタしている者もいる。
 それ、ワタクシのことですね~。

 さて、31日、大みそか。
 我が家の昔からの風習で、母親が打った手打ちそばを食す。
 昔の田舎の人は、みんなこれくらいやっていたそうな。身内だけで食べる手打ちそばって、別に珍しくもなかったんですね。こしを出すために、子どもの頃はよく踏まされたっけ。

 食卓を囲み、茹で上がったそばをみんなで、いっせいに、食べる迫力は、ちょっと他では見られないものがあります。


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 この量で半分! でも、あっと言う間になくなってしまいます。

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 てんぷらも定番。ごぼう、れんこん、えびの3種類。ごぼうとれんこん美味し!


 小学5年のイケメン君は、知らず知らずのうちに背が伸びて、そろそろ子ども体型でなくなりつつあり、それもあってか、このところ食べる量がUP!
 そのうち背も抜かされてしまうんだろうなあ・・・。
 娘は娘で、食べるの大好きで、将来はイラストレーターとかになりたいようですが、食品関係の仕事に就けばいいんじゃないの? とか、思います。作るのはまったくダメですが。

 なにはともあれ、みんなお疲れさまでした!
 来年もよろしく、ね!
 
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スリランカ料理で仕事収め [訪れた料理店]

 12月27日(金)、仕事収めでございます。
 今年は最後の最後まで、よく働いておりました。あくまで自己申告ではありますが。
 会社の納会を26日(木)にやり過ごし、一年の〆は同僚3人と青山のスリランカ料理店へ。

 「スパイシービストロ タップロポーン」と、なかなかお洒落なネーミングのこの店、店長さんもとっても気さくな方で、この店の経営とスパイスの輸入販売も手掛けていらっしゃるとか。

 一緒に行った某男子は、
 「スリランカ料理って言ったって、しょせん、カレーだろ?」
 とか、半ば冗談なんですが、一般の方にとってはそれに近い感想だったりするのかも。確かにメインはカレーだし。
 ただし、スリランカ料理の最大の特徴は、日本で言うところの鰹節、モルジブフィッシュを使うところ。乾燥させて細かく砕いて出汁を取るのなんて、いやはや、日本と同じじゃあないですか!

 ちなみにこの店がテレビの取材を受けた時、今回一緒に行った女子がたまたま食べていたところを撮影されたそうです。
 この日、その番組を店で観たら、確かにドアップで映ってました!


 では、さっそくこの日食べた料理の紹介を、写真で紹介しましょう。

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 ・・・と、まあ、こんな感じ。
 この他、別のカレー一種類の計2種類のカレーを頼んだ。
 店の方にお願いして、手で上手に食べる食べ方を教えて! と、またいつもの悪乗り。でも、そんなこちらのお願いに、気軽に答えてくれたのには感謝!!!
 まず、2種類のカレーをライスにかけ、それを手で混ぜ、そこにモルジブヒッシュを砕いたものを日本のふりかけよろしくかけ、これまたちょこっと混ぜて、右手の親指、人差し指、中指ですくい、親指で口に押し込むようにして食べるべし。
 カレーは好みでブレンドして、オリジナルカレーにして食べるのが美味しい食べ方だそうだ。う~ん、ひとつ勉強になった。
 それと、スリランカはヒンズー教ではなくて、仏教国だよ~。とも教えてくれた。だから性格も日本人に近い。みんな優しいのだ。

 スリランカ、いいよねえ・・・。
 いつか行ってみたいが、かれこれ20年も海外旅行をしていないワタクシ。いつか行ける機会があるのでしょうか?
  
 
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ささやかに、クリスマス [男の手料理シリーズ]

 年末のあわただしい中、それでもクリスマスはやってくる。
 なので毎年、いちおうのクリスマス料理なるものを作る。で、それなりに気合を入れたりもするので、せっせと作ると食べ切れない事態に。
 確かに、最後にケーキを食べることも考えておかないと、その前にすでに満腹度120%なんてことになる。それでチキンを半分翌日に残して食べたり。
 なので、今年はあっさりした感じにしようと、シンプルという名の手抜きをすることにした。


 【クリスマスに作った料理】

 
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 まずはツナサラダ。どこと言って取り柄のないサラダですが・・・

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 このレバノン産のオリーブオイルとレモンをかけて食べると美味しくなる。ドレッシングいらずの魔法のオリーブオイルなのだ。

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 これも簡単なカナッペ。ワタクシ、リッツ好きなので、それに好きなものをのせて、パクリ!

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 サーモンのテリーヌ。ネットで作り方を調べてチャレンジ。ソースはオリジナルのブロッコリーソース。黒胡椒で味にアクセントをつけていただく。

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 魚がきたので、次は肉、、、ということで、これも好物のチリ・コン・カルネ。今回はアボカド付。これ、娘にも好評。ただし、アボカドのヌルッとした食感が好きではないらしく、除いていたが。

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 毎年恒例の鶏の丸焼き。例年より40%増しのサイズ! 塩、胡椒を擦り込んで、オーブンで45分。実は超簡単! 今年はまわりの飾り用野菜抜きの、そのまんまバージョン。

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 子どもに好評なコージーコーナーのモンブランケーキ。子どもはコージーコーナーかトップスがお気に入りのようで、ただし、モンブランは初めて。いつもはチョコ。


 と、まあ、こんな感じ。
 これ以外にも、ひよこ豆のペーストとか、今回は中東をちょっとだけ意識した作り。
 それと、当然、スパークリングワイン。
 (両方とも写真を撮り忘れた)

 なにはともあれ、何とか年末を迎えることが出来てひと安心。
 と言っているそばから、すーぐ大みそか&正月だから気が抜けない。
 もうちょっとだけ、がんばりますか!

 
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お手軽鍋 [男の手料理シリーズ]

 最近、だいぶ寒くなってきたので、身体の温まるものを食べたくなり、じゃあ、久々に鍋でもするか! と、あいなった。
 鍋の良いところは、冷蔵庫の掃除も兼ねられるところ。
 さっそく野菜庫を覗くと、すの入り始めた大根、調理が面倒臭い里芋があったので、これ、使っちゃえー!
 それでも鍋の体裁を整えるべく、いちおうスーパーにも買い出しへ。
 ホタテとかタコとかも考えていたのだが、高いので却下。タラのちょっと余分なところが安かったので購入。たらは食べるというよりも出汁の役割が大きいので、これで十分。
 結局購入したのは、タラ、焼き豆腐、豚バラ肉、家族のリクエストでマロニーちゃん、そんなもの。

 で、作ったのが
  ↓
  ↓
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 大根、里芋、ネギ、水菜、ウインナー、タラ、豚バラ肉、白菜、ゆでたまご、マロニーちゃんという、いたってシンプルな鍋。
 大根と里芋は事前に煮ておく。
 シンプル・イズ・ベストではあるが、出汁は、日高産昆布と削り鰹でちゃんと取ってあるのがミソ。そこに少々、市販のいりこ出汁をプラス。
 赤い物がないので、いかにも地味だが、まあ、それも良し。
 もちろん最後は雑炊で〆。鍋は雑炊を食べたいがために作るとはまさに名言で、これが一番美味しい!

 
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ジョセフ・クーデルカ展 [アート]

 なぜか最近写真展に行くことが多い。
 ボクも写真は撮るが、すべてオート。ピントとか合わせたことがない。
 本当に近頃のカメラは優れもので、気兼ねなくパシパシ撮っても失敗がない。
 キャノン、凄し。

 京橋にある東京国立近代美術館は、六本木にある森美術館や国立新美術館のように新しくはないが、ちょっと変わった企画を打ち出す美術館として、足を運ぶことが多い。

 さて、この「ジョセフ・クールデカ展」は、クーデルカという名前からして、ちょっと違うぞ、、、と思わせるところがあり、ご本人様は、さもありなんのチェコスロバキア生まれ。
 チェコといえば<プラハの春>が歴史的にも有名だが、クーデルカもワルシャワ条約機構軍がプラハの街を進行する様子と、それにあがらう民衆の姿を生々しくとらえた。それらの写真は、撮影者匿名のまま、世界に配信され、衝撃を与える。

 また、ジプシー(今はロマという)と生活を共にし、彼らの日樹生活を濃い白黒の濃淡で表し、代表作となる。この一連の作品から、虐げられた者たちへの深い共感が強く見て取れ、以降、彼のすべての作品に共通する<安住しない者~彷徨える者>、いわゆるアウトサイダー的な視点で、世界を巡り、興味深い写真の数々を発表し続けている。

 彼の写真には、なぜか共感させられるところが多い。感情的には熱いものがあるにもかかわらず、受ける印象はどこかクールさを漂わせている作風といおうか、捉える対象の内面に入り込んでいるにもかかわらず、突き放したような感じを与えるのだ。徹底して白黒写真にこだわっているのも、頑固者っぽくて好きです。


 「ジョセフ・クーデルカ展」は、東京国立近代美術館にて、1月13日(月・祝)まで開催中




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ロールキャベツ ア・ラ・イタリアーノ [男の手料理シリーズ]

 ア・ラ・イタリアーノって、あんたねえ・・・。
 すいません、勝手に命名しました。
 まあ、いいけど。
 じゃあ、そのままで!

 というような会話があったかなかったか知りませんが、そういうことです。
 単なるトマト味のロールキャベツです。
 それ以上ではありません。あしからず。

 なので作り方も簡単。
 一番難しいのが、キャベツの葉をきれいにむくこと。
 芯をくり抜いて、丸ごと茹でてしまえ! という意見があるが、そんなに葉っぱ、食べられません。
 スーパーで半分のやつを売っているので、それだとどうでしょう、上手くむけますかね?
 スープは、ホールトマト、コンソメ、セロリ、塩、胡椒。いたってシンプル。

 
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 ひき肉が余ったので、肉団子にして一緒に食べた。
 生のトマトは子どもは食べないので、パスタで使うか、こんな感じで使えばOK。
 これも娘のリクエスト。
 ちなみに翌日のイケメン君のリクエストはリゾットだった。
 「トマト味でもいいよ~」
 と、娘は言うが、二日続けてトマト味もどうなのよ? と、思い、魚介類入りのリゾットにしてみたのだった。
 

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なんこつ豚煮 [男の手料理シリーズ]

 卸売市場にある肉屋さんは、味付け肉や肉団子を試食させてくれる。なのでいつも人だかりが絶えない。
 そんな店で特売品として出ていたのが、なんこつ付きの豚肉で、700gもあるのに700円しない安値。上手く料理すればいいんじゃないの? と、購入。

 最初はスペアリブのようにして食べようと考えていたところ、娘が肉のかたまりを見て、
 「角煮!」
 と、騒ぎ出したので、急遽、角煮に変更。
 ただし、角煮用の肉ではないので、厳密には角煮ではなく、豚煮になる。まあ、細かいことはどうでもいいや。


 【なんこつ豚煮】

 作り方は角煮と一緒
 ①まずは肉に塩を擦り込んで、しばらく置く
 ②フライパンで焼き色をつけて香ばしくする(しなくても大丈夫)
 ③大きな鍋に入れ、水、生姜、ネギの青い部分を入れて、圧力鍋(名前=ハインリッヒ三世)で30分ほど煮る。
 ④フタを開けたまま放置。いったん冷ます
 ⑤冷めたら適当な大きさに切る
 ⑥別の鍋に、水、醤油、酒、砂糖、塩、と一緒にいい感じに色が付くまで煮る。たぶん、10~15分くらい。
 これで完成!


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 こんな形の肉でした。確かに角煮にするには厚みが足りない。でも、いいんじゃね?

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 出来たー!!! 白い塊のような部分がなんこつ。


 上の写真は5等分してしまったので、一人としてはこれくらいの量になる。角煮は縮むので、完成した時のイメージトレーニングに励んで下さい。
 肝心のなんこつ部分は、おもちを食べたような食感になっていて、美味しかった。
 スペアリブじゃなく煮たのが正解だったかも。
 
 娘は角煮ーっ!!! と言って、喜んで食べている。
 弟のイケメン君ともども、ごはんに煮汁をかけて、丼物で食べて、おかわり~。
 
 
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『モモノパノラマ』(マームとジプシー) [演劇]

 演出の藤田貴大は絶対理数系だと思う。
 マームとジプシーの舞台での役者の動きを眺めるたびにそう思う。まるで幾何学模様のパズルのように、形の異なる複数のピースをピタリと枠に収めるような緻密さに驚かされる。
 今回は木の枠を使い、場所を作り出すことをしていて、これがたえず移動したりしていて、言葉で説明しづらいのだが、これまで以上に<コンテンポラリーダンス>的な身体の使い方が行われている。

 「モモノパノラマ」は、友達の家で生まれ、引き取られて家族の一員となったネコが死ぬまでの話だ。
 もちろん、ネコのモモは主人公ではなく、モモの記憶とともに呼び起こされる、マームとジプシーが繰り返し描く、家族や友だちとの関係が主題となる。
 その中でも、姉と妹の愛憎入り混じる切っても切れない<呪縛>と言えば言い過ぎかもしれないが、濃密な関係がここでも核となる。
 幼い頃は、ほとんど同一化と言っても良いような関係が、しだいに自我を意識し出す頃から反発しあい、相手を否定しようとする。それでも<血>の関係は、近くにいればうっとうしいし、いなければ寂しいものなんかもしれない。

 舞台は東京からかなり離れた地方都市。
 この設定も過去にいく度も登場する、いわば定番。
 寂れた街への寂寥感を掻き立てるそれは、少年少女にとっては耐え難い<見えざる敵>と同意語だ。若き命=荒ぶる魂(ソウル)を蝕む<癌細胞>なのだろう。この設定も繰り返し描かれる重要なモチーフ。

 また、出演者がそれほど多くないにもかかわらず、群像劇を思わせる物語の多重性も、この劇団の特徴のひとつで、集約してしまえば姉妹の物語なのに、年に何度も生まれてくる子ネコを海に捨てる少女だったり、マンションから飛び降りて死んでしまう少女だったり、引っ越しが決まり、飼っているイヌが保健所に引き渡されてしまうかもしれない少女だったり、線路をどこまでも行こうとする少女だったりと、多くは語られないのに、反復する台詞とシーンによって、それぞれが忘れ難い印象を受ける。

 記憶、地方都市、姉妹、別れ、上京、里帰り、時間、寂しさ、ノスタルジー、十代
 これまで観てきた作品から共通したキーワードを抜き出すとこうなる。
 とどまる自分、行く自分、行ったこと、行わなかったこと、その分疑点で、出るはずもない解答を前に、悩み、たたずむ。それは十代だろうが、ボクのような中年だろうが、基本的にはなんら変わらない。だから、マームとジプシーの芝居は、若者でも大人でも、誰にでも共感を呼ぶのだろう。

 さて、次は何をしてくれるのだろう?


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横浜、紅葉、巡り、巡って [雑記]

 芝居を観に横浜へ。
 もちろん、かなり早めに家を出たおかげで、それまでの時間を有効に使うべく、街を巡るのだった。
 で、やっぱり基本は、歩く、歩く、歩く!
 横浜は意外にこじんまりとした街なので、それが可能。適度なスピードと弛緩。空は青空、木々は色づいた葉をそよ風に揺らす。 地図はいらない。
 

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 元町中華街駅を出るとすでにこんな風景。まさに<横浜>なのである。

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 川ではない海の存在が、海なし県出身のボクにはまぶしい。

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 午前10時を少し過ぎたあたり。歩く人(ボクのこと)あれば、登る人あり。

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 赤レンガ倉庫へはこの道で。紅葉、キテます!!

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 サイモン&ガーファンクルに「冬の散歩道」という歌があったけれど、それを想い出す。

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 ちょっと幻想的じゃあ、ありませんか?

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 みんながこのポイントで写真を撮っていたので、何かな? と思ったら、納得した。なるほど、ね。

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 赤レンガ倉庫は早くから大賑わい。

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 倉庫前ではベントレーの展示会が。こんなクラシックカーもまだまだ現役。オーナー曰く、シートベルトないから警察の取り締まりには、「だってついてないもん!」 と、言うと、景観もニガ笑いするだそうだ。

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 赤レンガ倉庫を抜けた先にある象の鼻パークで。サイケ・エレファント!!

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 こちらの横を軽快に滑って行く。こんな風景をすんなり受け入れてしまうのも、横浜だから?

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 横浜税関、通称クイーンの塔。 

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 交差点もこの通り。イチョウ、大活躍。

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 で、信号が青に変わるのを待つ間に、失礼して隣に並んだ犬を写す。

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 並木道を自転車で軽快に走る人あり。気持ちいいだろうなあ~。

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 この建物はなにかなと思ったら、神奈川県庁だった。庭ではかわいいキャラクターと一緒に職員&親子連れが踊っていた。

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 県庁の壁。なんかこれも、、、いい。

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 絵を描く人、も、絵になってしまう。

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 場所は横浜開港資料館前。この日はほんとうに多くの人がこの資料館を描いていた。

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 そのまま中華街へ。ランチが安い。これで¥980。13品かな、けっこうな種類を味わえる。それとビールも。

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 見上げれば・・・。

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 海だーっ!!! そして目の前を通り過ぎるカモメ。

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 結婚式場のイメージカットか、それとも・・・。

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 山下公園はいつも花で溢れている。

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 あらら、気持ちいいのは下にいるオヤジ? それとも上のワンちゃん?

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 自転車さえも絵になってしまう街ですな。

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 きっと夜になって街灯に火が灯るときれいなんだろうなあ・・・。

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 さて、次はどこに行きますか?


 ただぶらぶらと、たゆたうように街を歩く。
 時間の許す限り、さすらうのだ。
 それでいい。それじゃなきゃつまらない。
 
 さて、芝居の開演時間も迫ってきた。
 そろそろ移動しましょうか。



  
 
 

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