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運動会のお弁当2014 [男の手料理シリーズ]

 昔は10月だったような気がする運動会は、今では夏を迎える前、5月に行うのが通例となっている。
 確かに年々暑さが厳しくなってゆき、秋が秋ではなく、夏の延長と化している現実を踏まえれば、5月は正解なのかもしれない。

 我が家のイケメン君も知らず知らずのうちに背が伸び、他の子と比べても、けっこう大きい方に入る。痩せていた体型も、ふっくらしてきて、プニっとしている(大人と同じ量を食べる)。そのうち1年で背が10数センチも伸びて、声変わりして、子どもではなくなってしまうのだろう。

 この日は晴天。まさに運動会日より。
 深夜0時~2時まで作って、ひと寝入り。朝の5時半~6時半までまた作り。で、完成したのが、こちら!
 運動会のお弁当2014年バージョンなのだ。


 ◆運動会のお弁当2014

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 これがイケメン君のお弁当。お弁当箱は大人用。

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 ちなみにこれはワタクシのお弁当。


 作ったお弁当の数、4つ。イケメン君、ワタクシ、嫁さん、娘。
 内容は、
 ①ロール玉子焼き:我が家の定番。薄焼き玉子でスライスチーズを巻いたもの。
 ②スナップエンドウ:イケメン君の好物。ただ塩茹でしただけ。マヨネーズで。
 ③かぼちゃのサラダ:スライスした玉ねぎも加えて。
 ④ベーコンとにんじんのピンチョス:ミニ串使用。味はチキンスープ。おつまみ感覚
 ⑤豚シャブ:茹でて、ごま油と塩で。
 ⑥豚肉のくわ焼き:片栗粉をまぶし、甘めの醤油たれをからめる。
 ⑦ブリの照り焼き
 ⑧じゃがいもの細切炒め
 以上の8品。
 &わかめごはん。
 無理やり詰め込みました!

 イケメン君は100mm競争で初めて1位を取って、ちょっとご満悦。
 しかし、肝心の赤組は最下位という残念な結果に。それでもみんな一生懸命に汗を流していたのだった。
 来年は中学生。早いもんだなあ・・・・。
 


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タイ・フェスティバル2014(その2) [訪れた料理店]

 10時を少し過ぎたところだというのに、すでにかなりの人でにぎわい始めたタイ・フェス。
 タイ好きも今では珍しくないが、それでもこんなにいるのかと、毎年驚かされる。こちらもタイ好きではあるが、一度も訪れたことのないペーパー・ドライバーならぬ、ペーパー・タイ好きか?

 せっかくなので食べ物からちょっと離れ、タイと言えば、雑貨。楽しい雑貨屋がここでも存在感を見せていた。

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 これこれ、この感じ。色鮮やかで、覗いているだけでウキウキしてくる。特に女性には効果覿面!

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 ただのサンダルだけど、こうして並んでいると、可愛さ50%増し。

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 カエルケロケロと名づけられたその背中を木の棒でこすると、、、あら不思議、カエルの鳴き声が・・・。

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 写真を撮るのを一瞬躊躇してしまったのが、女性の水着。それにしてもハデなこと。

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 男はやっぱりムエタイ・パンツ! 夏は涼しそう。特に風が吹いた時には。

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 帽子もカラフル。値段も安かったので、ひとつ欲しくなってしまった。

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 この細工彫もタイならでは。いつ見てもきれいに彫るなあ・・・。男性もどうですか? と、誘われるも、ちょっと自信なし。我はと思う方はぜひチャレンジを。

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 瞑想も体験出来るのだ! 

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 タイのイメージキャラクター、ハッピーちゃん。みなさん一緒に記念写真を撮ってました。


 さて、ふたたび食べ物関連へ戻り、、、


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 なにやら珍しいアイスを売っているぞと。な、なんと、ドリアンアイスとな!! 香りはちょっと気になるけれど、食べれば意外にスッキリ。美味しい。

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 マンゴー3ヶで¥1,000の店で購入。ピンクのは他とちょっと違っていて、酸味があるんだとか。

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 並んでいるのは、揚げバナナ目当ての人たち。10時半頃になると、行列があちこちで出来始めるようになった。

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 連続写真にしたのは、右の子、可愛くない? 伏し目から、目線があった瞬間の揺れる心(ワタクシの)を表現してみた。もちろんソーセージは絶品!!

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 タイ米の普及に努めているブース。ほのかな香りがして、確かに美味!

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 天気もいいけど、みんなの元気な顔がステキです。

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 年々、こうしてシートを敷いて座り込む人が多くなっている。会場は狭いんだから、そこんところを考えてくれないかな。ピクニックじゃないんだからさ。自分さえ良ければってのは止めましょう。

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 We love King of Thailand ! ! ! !

 
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タイ・フェスティバル2014(その1) [訪れた料理店]

 今年もそんな季節になりました。
 そうです。5月恒例のタイ・フェスティバルですね。
 今年は晴天にも恵まれ、ちょっとお出かけするにはいい気候。本来はのんびりと行きたいところなんですが、まあ、そうも言っていられないか、、、。

 17日(土)の9時過ぎ。原宿駅を降りて、会場へ。

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 9時半開場なので、まだ人はまばら。それでもすぐに人でごった返すのがわかっているので、支度中の様子を眺めながら、どの店が何を売っているのかをチェック。

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 マンゴービール??? 気になったので、さっそく飲んでみる。スムージー用のマンゴーシャーベットとビールのカクテルなのだが、これがけっこうイケる!

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 つるされたバナナ。南国って感じ。

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 タイ産サラ(saracca=サラッカと読めるが・・・)ってなに? 味を確かめられなかったので、けっきょくわからずじまい。

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 9時半少し前。こうやって店の前で記念撮影するスタッフ多し。さて、気合入れていくぞーっ!!!

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 開会式の準備もあり、艶やかなお姉さんたちも集まってきます。

 9時半。いよいよ長くて忙しい一日の始まり。

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 さっそく店の人もお客さんの対応。

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 この色合い、食欲をそそられます! 買おうかな、どうしようかな、、、と悩んでいたら、

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 この女性の言葉につられて、つい買ってしまいました! 店先に立って、元気に呼びかけ。そりゃあ、買いますわな。

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 さっそく食べようとするが、あらあら、もうこんなに人がいるのね。みなさん、早い! それでも空いた席をGET !

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 先ほど買ったチキン(ガイヤーン)を食べる。外側が香ばしくて美味い!

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 本当はこれを買いに行ったのだ。渡りカニの卵カレー(プー・パッポン・カリー)。他のカレーと同じ¥500で売っていたので購入。今回のフェスで2店舗のみメニューに出していた。本来は普通のカレーよりも結構割高。

 たまたま相席になったご夫婦と雑談。タイ好きで10回以上訪れているそうだ。羨ましい・・・。

 いつもお世話になっている池尻大橋のソウルフード・バンコクも毎年店を出していて、今年もちょっと挨拶に寄る。
 みなさん、元気いっぱい!!! あたしも撮って! と、せがまれてしまった。

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 2枚目の右がオーナーのSさん。この人の人柄にみんな魅せられてしまう、とっても気さくで良い人なのだ。スタッフも輪をかけて気持ちの良い人ばかり。ここでは豚の串焼きを買う。ひと口食べて、美味し!!!

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 タイ料理からひとまず離れて、こちらは最初に回ったフルーツ売り場。頭にマンゴスチンを乗せた店の人。

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 マンゴーの1/2カット。¥200。う、美味い!!! 甘さがハンパじゃない。

 
 ・・・まだ、10時少し過ぎ。すでに人出もかなり多くなってきている。
 時間の見極めも考えつつ、後半戦に続く・・・。


  
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アラブ・ラブ・ア・ラブ [訪れた料理店]

 新大久保界隈は、今や完全に韓国人街と化してしまったものの、いやいや、アラブもありまっせ!
 それも新大久保駅の改札を出て、信号を渡ったすぐ先に。
 というわけで、仕事帰りにちょっと寄ったりしてみる。この日は同僚の女性2人と一緒。

 
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 ナスコ・フード・コートはハラルフードを扱う店。イスラム教なら当たり前だが、案外少ないかも。

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 店内にはこんな装飾も。

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 ビリヤニ。一人前としたらけっこう量がある。具はマトンとかチキンとかから選べる。肉はお米の下に埋もれているので、掘り起こしながら食べる。ライタも一緒についてくる。

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 こちらは野菜のクスクス。ルー(?)が足りなくなったら、付け足して食べるべし。

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 店の入り口で売っている焼き鳥もいただき、一緒に食べる。

 ちなみにどちらもとても美味しいのだが、店内にアルコールがないのがこちらとしては残念。まあ、それはない物ねだりか。でも、ビール、飲みてーっ!!

 さて、お腹も一杯になった。でも、やっぱりアルコールが飲みたい!
 そこで偶然見つけた食材屋の奥の一角で軽く飲み食いする。

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 写真上の左ののれんの奥が下写真。テーブルが3つくらいの狭い場所は、まるで隠れ家のようで、ちょっとワクワクする。

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 豆まきの豆を炒めたような味。ポリポリと酒のツマミにちょうどいい。

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 これ、なんだかわかりますか? 答えは羊の舌。牛タンがあるなら羊タンがあってもいいじゃないか! なかなかの美味。

 先に食べていたので、ここではこれだけ。改めて訪れて、ちゃんと食べることにしよう。

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 店の隣には怪しげなマッサージ店。ちょど目の前をスーツ姿の若い男性が横切り、なんの躊躇もなく店に入っていった。多分、予約客なんだろう。ちょっと行ってみたいぞ。いや、最近肩こりが激しくて・・・・。

 店の界隈を好奇心にまかせて歩き回る。雑居ビルの中の食材屋や美容室など、こんなところにこんな店がある、、、ぞと。

 また、別の日の帰りに、一人でちょっと立ち寄ってみた。

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 最初に紹介した店の隣のケバブ屋。

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 ここはケバブサンド¥350と、激安! たいがいどこでも¥500は取られる。

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 で、ここでなければ食べられないのが、ケバブ丼! なに、それ !? とお思いでしょうが、そのまんまです。これ、けっこう癖になる味。ソースも3種類から選べる。

 やれどこの店が美味いとか、有名だとか、TVで紹介されたとか、皆さん、情報収集に忙しそうですが、歩いて気になったところに行ってみるでいいんじゃないでしょうか。
 しょせん味覚は人それぞれ。
 自分主義でまいりましょう!!! 
 
 
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秩父を気ままに歩く [雑記]

 皆さん、GWはいかがお過ごしだったでしょうか?
 今回取り上げるのは、GW前、4月中旬の埼玉県秩父の羊山公園。芝桜で有名なところなのだが、見頃はGWなので、この時はまだ3部咲き程度。
 まあ、正直なところ、芝桜というより、ちょっと息抜きしたかったというのが本音。
 平日のある日・・・・。


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 レッドアローで駅に到着。鉄っちゃんによると、この列車は珍しいらしい。

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 西武秩父駅ではなく、一つ手前の横瀬駅。ここから歩いて羊山公園を目指す。

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 都内では終わってしまった桜が、ここでは満開!

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 道が分かりずらいところに、これ。親切なのか? どうせならもう少しはっきりとして欲しいなあ。

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 東林禅寺。ここの桜もきれい。

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 寺の一角にはこんなかわいい像が。

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 さらにあるいて、やっと辿り着いた羊山公園。芝桜はまだこれからって感じ。

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 まだ午前中なので、ゆったりした時間が流れている。

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 隣にある屋台村っぽいところで早めの食事。上が埼玉B級グルメで名の知れた、味噌ポテト。下は揚げたばかりの山菜の天ぷら。しいたけのボリュームが凄い!

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 羊山公園は芝桜だけではありません。いたる所に桜の木があり、ここに来れば花見を2度楽しめる。

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 そこから美術館方面に向かうも、この日は休み。でも、こうして歩いているだけで気持ちがいい。

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 小さな貯水池が現れた。

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 さらに2~3キロ歩いて武甲温泉へ。露天風呂で癒される。

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 西武秩父駅まで歩き、お花畑駅方面を行くと、お遍路の巡礼地があった。

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 お遍路さん。

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 商店街の先にある秩父神社。

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 りっぱな彫り物(?)は、かの左甚五郎作だとか。梟(ふくろう)が知恵の意味を持っているのを初めて知った。娘にお札を買う。

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 西武秩父駅に向かうところで。美味しいが、スープ、熱過ぎ! 熱くてなかなか食べられないので、細いストレート麺が後半伸びぎみになってしまうのはマイナスか?

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 駅の仲見世でお土産を買う。次に来る時は特大のわらじカツでも食べるとしよう。


 たまにはこうして身体を使わないと、<心>と<身体>のバランスが取れなくなってくるよね。
 なんか息がつまるみたいな。
 back to the nature じゃないけどさ、もう少しゆっくり生きたいものだね。
 
 
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今宵はアイリッシュで [音楽]

 ごぶさたしていたら、いつの間にかブログデザインが微妙に変わっていたことに今気づいた。マイナーチェンジですな。
 最近、月一更新ぽくなっていて、、、

 アイリッシュには、どこか郷愁を呼び起こさせるものがあって、身体、いや、心が無条件に反応する。
 この日の夜は、渋谷にあるアイリッシュパブに出掛け、ケルトミュージックの演奏を聴く。


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 店内の様子。実はここを訪れるのは2度目。壁にびっちりコースター。

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 演奏が始まる前に、まずは乾杯! ビールじゃないよ、エールだよ!

 適度にアルコールが回ったところで演奏開始。

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 この日はフィドルとアイリッシュハープのデュオ。小型のハープの音色がいい感じ。

 フィドルを演奏する女性は、楽しい曲が好きだと言っていたが、途中途中に挟まれるしっとりと落ちついた曲も良い。グリーンスリーブスなんて、本当、曲の良さもあり、とても美しい演奏だ。

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 途中、男性のダンサーが登場。アイリッシュダンスと言えば、女性が一列になって踊るシーンを思い浮かべるものの、もちろん男性だっている。1曲だけのスペシャルゲストだったが、みんな興味津々で見ていた。

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 休憩をはさんで後半。アルコール浸透度(?)もさらに増加。ますますいい感じ。

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 定番のフィッシュ&チップス。3種類の魚からタラとサーモンを選ぶ。もうひとつはカキのソーセージ。

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いざ、金沢へ(2日目) [雑記]

 朝は早起き。
 早起き過ぎて時間がもたん!
 窓から中庭を眺めると、屋根にいくらかの雪が積もっている。どうやら夜中に降ったようだ。
 身支度を整え、朝食をいただく。

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 これぞまさに日本の朝食! お盆に乗りきれなくて、別にいる鮭。ごはんのお代わり自由も嬉しい。

 こざっぱりとした食堂には、外国人の家族連れの姿が。その後に入ってきたのも外国人のカップルだった。
 食事の後、おかみさんに聞くと、3年くらい前から急に外国の方が多くなったそうだ。ちなみに家族連れがロシア、カップルがオーストラリアの方とか。まさにインターナショナルな日本宿。

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 ははーっ! と、ただ感服するのみ。ちょっと恐れ多いぞ。

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 朝食を食べた後、忍者屋敷まで歩く。巡回バスもあるけど、知らない土地に行ったら、まずは歩く。そしたらこんな変わった建物に出くわした。尾山神社とあるが、いったい何建築???

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 好奇心に駆られて先に進むと、、、。

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 利家の像と、ずらーっと並んだ前田家の方々。まさに歴史だぜ。

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 奥さんの松もいるよ~。

 金沢のメインストリートの百万石通りを歩いていると、

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 本格的に雪が・・・・・。けっこう舞っていて、さて、どうしよう?

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 百万石通りのお洒落じゃない方は、スナック、小料理屋が立ち並ぶ、新宿ならゴールデン街みたいな一角。朝なので人の姿はない。

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 10時に予約しておいた妙立寺、通称忍者寺。中は撮影禁止なので、入口のみ撮る。それでもすでに尋常ではない雰囲気が漂う。時折屋根の雪が滑り落ちてきて、ドサッ! っと、大きな音を立てる。

 中に入ると、まず寺の説明を聞く。俗称忍者寺と呼ばれているが、忍者とは何の関係もありませんと、強調していた。
 隠し扉、隠し階段、隠し部屋多し。井戸を囲むように建物が作られている。ひとグループ10人程度の塊となって、ガイドをしてくれる方に引率されて回る。床に開いた落とし穴、中二階の隠し部屋、入口を隠す二枚戸、あちこちに作られた隠し階段、等、建物は井戸を中心に、そこを取り巻くような作りになっていて、方向感覚が掴みづらい。よくもまあ、こんなものを作ったなと、感心することしきり。

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 こちらはにし茶屋街。ひがしの比べるとこじんまりとしている。

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 気になったのが、入口に吊るされているこちら。とうもろこしだと思うのだけれど、けっこう多くの店にあった。

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 今ではなかなか見れない昔ながらの写真館。七五三の時とか、賑わうんだろうな。

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 小さいながら、なにやら凄そうな雨宝院。 

 さらに歩きます!

 長町武家屋敷跡周辺では、、、

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 前田土佐守家資料館で、真っ黒な甲冑に遭遇!大将の甲冑というと割と派手なイメージだったのに、これは黒一色。ちょっと異様な感じだが、思わず魅了されてしまう。

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 こちらは金沢市老舗資料館。

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 実は昔の薬屋なのだ。大商人のお店と暮らしが分かる。

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 店の正面は通りに面して大きく開かれており、そこで商いを行う。時代劇でおなじみ。

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 奥に回り込めば、この通り。やっぱり品がある。求められるのはやっぱり品格ですかな。

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 茶室。茶をたしなむのは、今で言うところのステータスかな。

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 艶やかな着物。部屋はいたってシンプル。

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 2階は地元金沢のあれこれが展示してあり、これは嫁入りの時に持たせるもの。その豪華さは名古屋が有名だが、金沢も同じなんだなあ。大変だなあ。実家が埼玉で良かった・・・・・。

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 お祝いの時のらくがんの型。言わすと知れた鯛。

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 花らくがん。こうなると芸術品レベルです。

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 薦(こも)掛け。12月~3月の間に、土堀を保護する目的で掛けられる。

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 梅の花。

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 途中、いっぷく。

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 足軽資料館で当時の生活を知る。思っていたほど狭くはなく、けっこう暮らしやすいかも。入口に、「べんとう忘れても傘わすれるな」の文字に笑う。確かに金沢の天気は変わりやすい。この日も、雪⇒曇り⇒晴れ⇒曇り⇒晴れ、みたいな。

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 金澤神社。菅原道真公を祭っているので、今年受験を控える娘の為、お祈りした。よろしくお願いします!

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 近江町市場に戻り、遅い昼食。これで¥700だったっけな。入口が狭く、なおかつ地下なので入りずらいが、安くて美味しい。店主がいかにも無骨なれど、奥さん(?)が、ちゃんとフォローしてくれます。もちろん、ここでも日本酒を飲む。

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 金澤駅。帰ってきたなあ~。

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 飛行機の時間まで余裕があるので、行に使ったバスではなくて、電車で向かったら、、、料金は多少安いものの、時間がほぼ倍かかり、失敗! まあ、いいけど。


 1泊2日の金沢の旅、男一人編はこれにて終了。気楽にと言うほどのんびりもせず、ひたすら歩き回ったせわしない旅だったが、知らない土地ってのはやっぱり面白く、あれなに? これなに? の連続。
 金沢駅の手前で足裏マッサージなんてのもしたりして(それくらい疲れた)、ああ、痛かった! でも、気持ち良かった!
 ぜひ、またぶらりと、男の一人旅をしたいものですな。
 (嫁さん&子どもたち、ごめんね!)



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いざ、金沢へ(1日目) [雑記]

 仕事で福岡出張2年。知らない間にマイルが溜まる。
 そんなところに、3月末までに平日3連休を取れとの業務命令あり。<リフレッシュ休暇>と命名されたそれは、嬉しくもあり、辛くもあり。
 とは言え、せっかく溜まったマイルも、数か月後には徐々に期限切れになってしまうので、やっぱり使うしかない。

 家族持ち、一人旅、平日、金なし、の条件を満たすのは、距離と時間を考えて、、、金沢とあいなった。
 東海道新幹線では行けない場所ってのも、今回の重要なファクターね。


 【2014.03.14(金)】
 羽田空港から小松空港へ。約1時間。

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 そこから金沢駅まで、バスで40分ほど。天気は雨。でもここ数日は都内でも雪が降り、日本海の天気予報は連日の雪。

 向かうは金沢21世紀美術館。

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 市内は巡回バスが運行されていて、東京の山手線のように、ぐるっと一周する。

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 庭に置かれた不思議なオブジェ。中に入って見れば、重なった先に異なった色が。

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 展示物でなければ撮影OK。誰もいないところを狙って撮ってみた。どことなく未来空間っぽくて不思議。
 実は女子高生の集団が訪れていて、それを写真に収めていたら、全然雰囲気が違っていたはずではあるが、さすがにそこまでの勇気はなし。多分、注意されると思うし。

 兼六園は美術館のすぐ近くなので、そのまま向かう。

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 あいかわらず小雨が降り続くも、嫌な雨ではない。かえって人もそれほどいないので、しっとりとした風情を堪能する。

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 まだ早いが、春の息吹も感じ取ることが出来る。

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 ちょっと寂しげな風景が、、、好き。

 次に向かったのが、金沢城公園。

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 なかなか立派な門構えですな。嫌でも期待が高まる。

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 前田利家も威厳があっていい。

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 とてつもなく長~~~い! 近づくと迫力満点!

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 菱櫓の中は見学が出来る。

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 この急な階段を登ると、櫓で、正方形ではなく、菱型になっているので、菱櫓と呼ばれ、平衡感覚がおかしくなり、ちょっとクラクラしてしまう。柱の組み方を模型で確認することが出来るので、その変形具合をチェック!

 ちょっと遅めの食事は近江町市場へ。

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 平日の昼なのに、けっこう賑わっている。やっぱり市場はいいね。

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 ドン! と、大名丼。のど黒の炙りと白海老が特に売り。

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 金沢へ行ったら白海老を食べてこいと言われていたので、改めて、白海老の軍艦巻を注文。淡白な味なれど、爽やかな甘みと風味あり。

 まだ宿に入るには時間がある。

 バスに乗らず、歩いてひがし茶屋街へ行く途中で、発見したのが、
   ↓
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 金沢蓄音機館。四時から蓄音機の生音が聴けるというので、立ち寄る。時間は3時40分。グッドタイミング!
 エジソンが録音した自分の声から、コロンビアの懐かしの名品まで。10数機の色々な蓄音機で音楽を聴かせていただき、感動!! 夜にはピアノの生演奏もありますと、ありがたいお誘いを受けるも、ちょっと時間が取れそうもなく、残念ながら辞退。

 主計町茶屋街を覗きつつ、東茶屋街へ。

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 茶屋街という名の通り、ここにはお茶屋さんが店を構え、ずいぶんと賑わっていたところ。通りの両側に店が並ぶ。

 そんな中、実際のお茶屋がどうなっているのかを見学出来る場所が、ここ、志摩。

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 赤を大胆に配した部屋は、やはり日常生活にはない異空間。日夜、旦那衆(?)が遊びに興じたに違いない。

 さて、時間も良い頃合いとなったので、宿へ。

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 本日厄介になるすみよし屋。歴史は古く、あの日本地図を作製した伊能忠敬も宿泊されたとか。残念ながら当時の建物は残っていないが、ホテルにはない風情があってよい。

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 部屋も落ち着いた感じ。こんな部屋に泊まったのっていつ以来だろう? 久々にJapaneseを気取る。

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 夕飯は再び近江町市場へ行く。それほどお腹もへっていないし、続けて寿司を食べるほどのお金もないので、ラーメンにする。あっさりしつつも肉の旨味が出たスープがなかなか。

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 部屋に戻って、風呂に入り、お休みなさい・・・・・


 やっと一日目が終わった。
 明日は忍者屋敷へ行く予定。忙しいなあ~。
 

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イスラエル料理を食べる [訪れた料理店]

 中東問題もなかなか難しい。
 アラブ人同士のシーア(預言者ムハンマドの血筋を継ぐ者を是とする)派VSスンニ派(血筋にはこだわらず、代表者を選出するのを是とする)の身内同士の争いもありつつ、
 かたや、イスラエルとパレスチナのユダヤVSアラブという図式もそこには内包されている。起源は旧約聖書の<カナンの地>までさかのぼる話なので、これまた厄介だ。

 ・・・・・と、そういう話はいちおう押さえつつ、食べ物に関しては別腹、ならぬ別脳でしょ?

 イスラエル料理と言われて、中東で食べらえている料理との違いはなにかと説明出来るほど知識はないし、正直、分からないのだが、まあ、美味しけりゃあ、いいんでないの?

 場所は江古田。日本大学芸術学部がこの辺りにあったような、、、な、学生街というほどでもなさそうな、駅前のちょっと奥まった路地に店はある。
わりと慎ましやかなたたずまいなれど、勇気を出して一歩足を踏み出せば、そこはもう、イスラエル!

 お客さんもけっこう入っていたので、店の中の写真は撮らなかったので、なし。
 5人以上は「おまかせ食べ放題コース」のみというちょっと変わったシステムなれど、一人当たり¥2,100は破格の値段! 飲み物の料金を加えても、まだ安いし、食べ放題なので当然追加あり!! イスラエル人の魂をしっかり感じ取らせていただきました。


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 まずはイスラエルビール、マカビー。小動物を思わせるネーミングがかわいい。味もしっかりしながら重くならないのがよろし。

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 もう一本、こちらはアメリカのビール。バドとかミラーにはない、コクが感じられ、アメリカ産ビールの奥深さ(?)を体感。

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 テーブルに並べられた、イスラエルサラダ、野菜のトマト煮、等。やはりトマト味ベースが多い。

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 トマト&ひよこ豆のスープ。ひよこ豆も必ず使う食材。

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 ひよこ豆つながりで、フムス(ひよこ豆とゴマのペースト)。定番中の定番料理で、爽やかな酸味があり、シンプルながら食べ出すとついつい止まらなくなる一品。

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 これがこの店の名物、ファラフェル。緑豆を潰して揚げたもの。衣はつけていないらしい。歯ごたえあり。それとチキンを揚げたもの(=チキンカツ)。

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 ご存じ、ピタパン。ドラエモンのポケットのように、なんでも入れて、パクリ!

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 こちらもサラダ。これもピタパンへ。

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 赤ワインものみつつ、食べ続けるのだった・・・・・

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 メイン。サフランライスの上に、羊と鶏のケバブが乗っている。美味し!!


 おかわり自由なので、主だった料理は追加して堪能。一緒に行った女性2人はファラフェルを何度も追加していた。やつら休みを取ってドバイとかに旅行しちゃう人種だから、目がないんだな。女は強し!

 イケメンのお兄ちゃんは、妻帯者なのに、結婚指輪をしていない(あっ、ボクもだ!)ので、女性は注意???
 いや、なかなか気さくで良い人です。

 こんな感じで、某日某夜は、なごやかに過ぎてゆくのであった。 

  

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野口哲哉の武者分類図鑑展 [アート]

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 NHKの日曜図鑑展は、なかなか楽しい番組だ。
 本編はもちろんだが、今、全国で開催されている展覧会を紹介してくれるので、そこで気になったら、即、出掛けることも可能。
 う~ん、面白そうだから行ってみよう!
 それでOK。

 ここで紹介する野口哲哉の武者分類図鑑展もそのひとつ。
 
 まるでプラモデルやフィギュアのような武者たちは、オリジナルをたどれば、ガンダムだったり、ウルトラマンだったりしたであろう、いわゆるヒーローのはずが、どこで間違えたのか、鎧武者だったりする。
 それも鎧武者をなるべく忠実に、迫力あるように再現しました、、、ではなくて、鎧武者なれど、あくまで今風に、というところが面白いところで、その恰好や仕草に、つい笑ってしまう類のものなのだ。

 学芸員の方に尋ねたところ、今回の展覧会は、なかなかに好評で、小学生が授業の一環として、たくさん訪れてくれていると話してくれた。
 ボクが出掛けた平日の午前中も、近所と思しき小学生の団体の姿があった。

 とにかく次々に登場してくる鎧武者がユニーク過ぎて、観る者に強烈な印象を与えるのだ。
 目を閉じて、一心にウォークマンを聴く武者、赤いソファに裸足で腰掛ける武者、自転車に乗る武者、シャネルのマークの入った鎧を身にまとう武者、ドラエモンのタケコプターで空を飛ぶ武者、悪乗りだぜ! と、顔にマスクの鎧犬までいるではないか!
 中でも小学生に人気の高かったのが、ロケットのように空を飛ぶ武者。なんでも、顔が怖~いんだとさ。特に女の子に受けていた。
 とかく現代アートはなんでもありであるがゆえに、とかく小難しいものになりがちなのだが、野口哲哉の生み出す武者たちは、どこかほのぼのしていて憎めない。それでいて現代的な視点をしっかり持っているところがミソ。

 アートが楽しくっちゃいけないの?

 いえいえ、楽しくて、けっこうです!!!
 
 
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やっぱり花見2014 [雑記]

 春はあけぼの、、、
 世は花見、、、
 
 まだ冬だなと思っていたのに、あっと言う間に温かくなり、気がついたら満開の桜。
 まだまだ風は冷たいけれど、日差しは温かく、見渡せば、ところどころにシートが敷かれ、重しの代わりに荷物やら石が置かれている。
 河原に続く斜面には、スーパーのビニール袋を片手に、せり? よもぎ? を摘む人の姿もちらほら。
 犬の散歩をする人、ジョギングをするカップル、それぞれに、それぞれの楽しみ方で時を過ごす。ごく当たり前のことが当たり前でなくなって久しいこの時代。でも、人って本来そういう者じゃなかったっけ?

 ということで、我が家も年間行事のひとつ、花見に今年も出掛けた。
 しかし、今年は嫁さんのパートの仕事が入っていたため、ボクと子どもたち2人。
 いつものように、早起きしてお弁当を作るも、風邪気味なのを無理して働いていたツケで、疲れが溜まったままなので、ちょっぴり手抜き。まあ、たまには許して下さいまし。


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 <お弁当>
 ①鶏シュウマイ
 ②うずらの玉子のマッシュポテト包みフライ 
 ③海老のカレー風味(タンドリーシュリンプもどき)
 ④お麩の玉子炒め
 ⑤マカロニサラダ
 ⑥シュウマイの皮の納豆(&鶏肉)包み揚げ
 ⑦スナップえんどう


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さよなら!僕らのソニー [書評]

 何やら感傷的なタイトルですが、そう付けざるを得ない作者の思い入れがたっぷり注入された著書。
 別に悪口を言いたいわけじゃない。じゃないけれど、言わずにおれない胸の内、察してくだせえ、皆の衆、、、とな。

 <ソニー神話>なる言葉が意味を持っていた、80年代。ウォークマンはまさに革新的だった。音楽を外に持ち出せるなんて、誰が想像しただろう? 家で聴いて、外でも聴いて、場所が変われば同じ音楽でもまったく別に思えた。
 そしてプレイステーション、パソコンのVAIOへと、ソニーが生み出す機器は、単なる物を超えて、わくわくした楽しさを与えてくれたものだ。

 それに比べて今のソニーの低迷はいかんともし難く、特にハワード・ストリンガー氏が全権を握るようになってからは、ソニーの存在理念であった、「誰も考えたことのないものを作る」という部分をバッサリ切り捨て、ハードではなく、ソフト(ソニー・ピクチャーズ)に力を注ぐようになった。
 それはそれで時代の趨勢(すうせい)であろうし、けして悪ではないが、それをもって他部門の減少した売り上げをカバー出来るに至っていないのが実情だ。
 数日前に東芝の元社員が、技術を転職先の海外企業に渡した罪で逮捕されの事件は、単にいち企業の問題ではなく、犯罪という極端なことにはならなくとも、日本から技術者がいなくなっているという、技術大国日本の凋落を象徴する事件だった。
 ソニーにおいても、状況は変わりなく、これまで製品開発に携わっていた技術者が、ソニーを辞めざるを得ない立場に追いやられた苦い現実が物語っている。
 会社が、新製品の開発に不可欠な技術者を辞めさせたということは、新製品はいらないと宣言したに等しい。製薬会社を例に取れば、うちはジェネリックしか作らないから、開発しなくていい、と、言っているのと同じことなのだ。

 実はボクも、約1年前にソニー製のブルーレイレコーダーを購入し、初日から録画に失敗し、修理に出した経験がある。結果は初期不良。技術のソニーに憧れがあった世代としては、どういうこと??? と、その思いが一気に崩壊したのだった。

 テレビ事業の分社化、VAIOの売却、コンピューター事業からの撤退、保有する土地の売却、と、たまに新聞紙面を飾ったかと思えば、負の話題ばかり。これでは著者でなくとも、ソニーよ、どこへ行く? と、問い詰めたくもなる。

 社内の権力闘争やハワード・ストリンガーCEO&会長の問題等は、ぜひ本文をご覧いただきたい。
 世界規模の大会社となったが故の苦悩もありありと書き記しつつ、それでもやっぱり、「さよなら!僕らのソニー」と言うに至った胸の内が、哀しい。

 

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今さらなれど、ひな祭り2014 [男の手料理シリーズ]

 最近、仕事が忙しくて、ぜんぜんUP出来ません。
 この記事も写真を撮ったまま、このままでは眠ってしまうに違いないところを、ちょっともったいないので、UPした次第。

 恒例として、正月、ひな祭り、端午の節句、クリスマス、大みそか、は、Japanese Mind として、おごそかにお祝いするのだが、今回はひな祭り。
 料理は年々簡素化されてゆく傾向にあり、娘も早いもので高校2年生、いまさらという気もしなくもないものの、なくしちゃいけない<日本の風習>なのだった。

 というわけで、以下、3月2日(日)に作った料理。今回のテーマは寿司ということで渋く展開するのであった・・・・・


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 まずは汁物。あさりと菜の花を、いりこ&昆布出汁で。ちなみに塩はモンゴル産ピンクの岩塩。

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 海老とサーモンのてまり寿司。海老は乗せるだけだが、サーモンが丸めた酢飯につきにくい。それでもなんとか。

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 娘がサーモン好きなので、流行のマヨネで。結局まぐろのサクは購入せず、その代わり、イケメン君の好きな納豆の軍艦巻きを加える。

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 ネギトロも軍艦巻きで。海苔は一回軽く炙ってから。

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 出汁巻卵も忘れずに。砂糖入り、砂糖なし、2バージョンで。


 作るのに、いつもの1.5倍のPower が・・・・・
 誰か、代わって。

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『シュガーマン 奇跡に愛された男』 [映画]

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 音楽好きなら興味深い一本だと思う。

 RODRIGUEZ(ロドリゲス)の名で、1970年、アルバム「COLD FACT」を引っ提げて、アメリカデビュー。
 しかし、まったく売れず。日雇い労働をしながらも、翌年、セカンドアルバム「COMING FROM REALITY」を発表、同じく売れず。以降、音楽シーンより姿を消す。
 しかし、彼の「SUGERMAN」が、海を隔てた南アフリカで大ヒット。すでに消息不明となっていたこともあり、ステージ上で焼身自殺説、同じくピストル自殺説がまことしやかに囁かれる。
 それから数十年。RODRIGUEZの消息を調べようと、南アでCDショップを営む男が、無謀とも言える調査を開始した・・・。

 ボブ・ディランと比較されるような、シニカルな詩は、より社会性を帯び、本人がメキシコ系のアメリカ移民であることも影響して、穏やかな語り口とは裏腹に、厳しい主張となっている。同時代に活躍したメキシコ系歌手にホセ・フェリシアーノがいるが、盲目&ギター演奏(日本では長谷川きよし)、憂いを帯びたラブ・ソングを武器にヒットを飛ばしたが、政治的シニカルさを武器にするRODRIGUEZには、それは叶わぬ夢だった。ちなみに「SUGARMAN」は麻薬の売人の隠語。

 死んだとばかり思われていたRODRIGUEZが、実はアメリカのデトロイトで生きていたことが判明。
 今でも彼は肉体労働者として、つらく厳しい仕事に従事していたのだ。そんなところに南アからの、突然の連絡に驚くRODRIGUEZ。あなたは南アでは超スーパースターなんだ、、、と。
 
 このドキュメンタリー映画の後半は、南アを訪れたRODRIGUEZが、巨大なホールでコンサートを行う場面が紹介される。溢れる観客、歓声、拍手、みんな夢の中の出来事のようだった・・・・・。

 ワタクシも音楽にはそれ相応の知識を持っていると自負する者だが、RODRIGUEZの名前は知らなかった。もちろん「SUGARMAN」という曲も。
 映画の中流れる彼の曲に耳を傾けると、穏やかで優しいメロディは耳になじみやすく、いいなあ~と思うものの、歌詞は、当時のアメリカ人にとっては、正直、聴きたくない類のもののような気がする。同傾向では、カントリー・ジョー・マクドナルドという、ヒッピー文化の影響大な歌手がいて受けていたにもかかわらず、RODRIGUEZが、メキシコ系、いわゆるマイノリティであるという事実が、そんなやつの批判なんか聴きたくねえよ! という白人層の物言わぬ雰囲気は、きっとあったに違いない。

 ドキュメンタリーでありながら、押しつけがましいところがなく、音楽が好きだ! 知りたいから撮ったんだ! と、その心もちがはっきりした、垢落としのようなドキュメンタリー作品として、万人に紹介したい作品。
 彼の2枚のアルバムは、サントラ同様、今では簡単に手に入れられるので、純粋に音楽として楽しむことも可。
 正直、アルバムを通して聴くと、傑作だとは思わないけれど、無視される類のものではないと思う。こちらもぜひ一聴を。


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白菜と豚肉の煮物 [男の手料理シリーズ]

 冬野菜の代表、白菜。
 ご近所からいただくのはありがたいのですが、数が増えると、どうにも余らせてしまうもの。
 そんな時、たくさん白菜を食べられる一品です。
 ちょっと準備に手間取るものの、作ってしまえば後は勝手に出来てしまう優れもの。


 【白菜と豚肉の煮物】

 正直、煮物じゃあない気がします。でも、思いつかないのでこれでいいや。
 ①白菜を横にして4~5cmのところで切り落とす。
 ②中くらいの鍋に白菜と豚肉を渦巻き状に並べる。大きい鍋だと形が崩れる可能性があるので、ちょうど良いくらいのものを使う。
 ③並べ終えたら、スープ(和風出汁、ニンニクスライス、塩、胡椒)を注ぎ、後は煮るのみ。圧力鍋があれば5分くらいで出来てしまう。
 ④フタを取り、最初にスープのみを別のボウルに移し替えてから、お皿を鍋に入れ、そのまま鍋ごとひっくり返す。スープも適量加えられる深皿にさらに移し替えれば完成!!


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